20180319

血糖値コントロールし過ぎてたおじさん

さて、インスリン注射を始めてから2度目の診察。この1か月の血糖値の数値とFreeStyle Libreの端末を渡し、
「糖質制限辛いので毎食ごとにインスリン打たせてもらえませんか」
と相談。すると医師から意外な答え。
「血糖値推移は100点満点だが、厳しい糖質制限までして100点取らなくていい。多少、超えてもいいから食え」
とのこと。

実は血糖値目標を、空腹時130mg/dL以下、食後180mg/dL以下としていたはずだったのだが、ここ半月ほどは糖質制限が上手くなり過ぎたのか、空腹時100前後、食後140前後と健康な人並みの数値が出ていたのだった。おかげでHba1cは1か月で7.5%から7%まで下がっていた(代わりにコレステロール系の数値が悪化)。
まだ糖尿病になってから日が浅いし、すぐに合併症を恐れる数値でもない。一時的に血糖値が高くなってもいいので、何を食ったらどれくらい上がるか実験しておくのがよい、というのが医師の話。どちらかというと、いずれ膵臓のβ細胞が玉砕したら1日4回注射になるので、1日1回注射で済むなら粘れるだけ粘っておけばいいんじゃないか、という雰囲気であった。

というわけで、好んで糖質制限していたわけではない私は即座に食生活を緩めることに決定。医師が良いっていうのだから良いのだ。楽なほうにはすぐ流れよう。さりとて血糖値250オーバーを連発しろという指示でもないだろうし、私自身もそれは見たくない。1か月後の検査ではHba1c6%台に持っていきたいし。
とりあえずは、食料の確保が困難な昼食について、多少の主食(糖質15~20g分ぐらい)を解禁。「ご飯は1/3にして」と言えば定食が食えるようになる。あとは衣の付いている揚げ物、要するに唐揚げ・フライ系を解禁。こいつらは衣だけで糖質10g、私の血糖値にして40mg/dL分ぐらいあるのでこれまでは避けていた。弁当にせよ惣菜にせよ冷凍食品にせよ、出来合いのものの大半をフライ系が占めているので、これらの資源を利用できるようになるのは大きい。
食後血糖値は200mg/dL超えていなければ及第点、ということにしよう。時々落第するのは仕方がない、つまり、多少の血糖値スパイクは許容する、ということだ。きっとしばらくは私の血管も耐えてくれるだろう。

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