なんだかよく分からないけれども、この世界には1型糖尿病になる人とならない人がいる。
同じような生活習慣だけれども、2型糖尿病になる人とならない人がいる。
HbA1cの数値は似たようなものだけれども、合併症が進行する人としない人がいる。
あまり頑張らなくてもさしたる問題が生じない人もいれば、とても頑張っているのに具合がよくない人もいる。
2型の人とか、HbA1cが高めの人に対して「やれることがあるんだからもっと頑張ればいいのに」だなんてことを、ついつい思ってしまうのだけれども、2型糖尿病がよくならない人は運動療法や食事療法を頑張っていない、合併症が進行している人は血糖コントロールを頑張っていない、と決めつけることは、恐らく誤りだ。頑張ってもどうにもならない領域は、きっと存在する。
だからと言って、努力なんて無駄、とか、頑張る頑張らないは個人の勝手、とまでは思わないが。
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