20190228

2019年2月まとめ

1型だと最初に診断されたのが2018年2月15日。改めて検査をし、インスリン注射を開始したりFreeStyle Libreを装着したり禁煙を開始したりしたのが同2月19日。今月をもって1年ほど経ったということになる。
深い感慨があるというわけではないが、「やはり何事も慣れるものなのだなぁ」という、しみじみとした感覚を抱いてはいる。

そんな1周年の今月だが受診がなく、すなわち血液検査もなかったため大した情報がない。いきなりリブレのグラフをペタリと貼ってみると思いのほか数値が良くて少し驚く。
夕食のたんぱく質が多すぎて、睡眠中もなかなか血糖値が下がらない(アミノ酸による糖新生促進?)、という日が何日もあった気がするが、平均値に影響するほどではなかったようだ。記憶とはいい加減なものだ。

ちなみに、私の場合リブレによる推定HbA1cは、血液検査で出る数値よりも低めに出ることが常となっている。上のグラフでは5.9%と出ているが、血液検査ではおそらく6.5%を下回らないと思われる。
ただし、リブレの推定HbA1cは低めに出ても、その時々の推定血糖値が常に低めに出ているわけではないっぽい。アメリカ糖尿病協会による近似値算出用計算式は、
HbA1c=(平均血糖値+46.7)/28.7
となっているが、これはあくまで近似値。私の場合は平均血糖値の割にHbA1cが高めになるのかもしれない。

その他、身体面についていえば、中足骨骨頭部痛があまり思わしくない。インソールを工夫したりしているが、寒さが神経を刺激するのかなかなか改善しない。もしかするとモートン病のほうかも。
と言っても「足の裏に衝撃を与えなければ大丈夫なはず。自転車ならいいだろう」と勝手に思い込みママチャリで爆走していたら、その後で「自転車の漕ぎ過ぎも患部の負担になる」と知って、自分で自分をビンタしたりしているので、良くならなくて当然とも言える。南無三。

KRAFT無垢 大人の熟成チェダー味

KRAFTは世界的な食品会社だが、日本国内では森永(製造はエムケーチーズ)が販売している。典型的なベビーチーズは発売されていない(6Pチーズ系はある)ものの、アルミ個包装チーズとしてはこの「無垢」がある。
1個15gで4個入り、と一般的なベビーチーズと同じような分量。ただし、市価は200円前後なので、やや高級路線と言える。
「乳化剤、香料、着色料を使わない」のが特徴らしい。ただし、ホエイパウダーや寒天などが使われているので、プロセスチーズではなく「乳等を原材料とする食品」扱いになっている。ツッコミどころなのかどうかは不明。
食べてみると味が濃厚でうまみ強め、チェダータイプなので食感はややハード。「雑味のない本来のうま味」と言うだけのことはあるかもしれないが、少々高めの価格に見合うかどうかは人によるだろう。

20190225

Coffee and Donuts 2

前にコーヒーとドーナツという組み合わせについて書いたが、苦みと甘み、カフェインと糖分、という欲望の波は定期的に襲ってくる。いっそ低糖志向ではない普通のドーナツを、ということで意を決してミスドに突撃。

美味かった。普通のドーナツを食べたのは1年以上前。ミスドの店内で噛みしめるようにドーナツを食していた私は、もしかすると少々、挙動不審に見えたかもしれない。


…が、実はこの時に選択したエンゼルフレンチはミスドのドーナツでは最も糖質量が低い。1個あたりの炭水化物量は12.6g……前回、食べたローソン・ブランのドーナツ(糖質13.1g)以下。正直なところ、今の私の耐糖能でも食べられなくないレベルだったりする。あるいは食べた後に運動すれば完全に高血糖を回避することすら可能。

さらに台無しになるようなことを書くと、エンゼルフレンチもかなり甘さ控えめなので、私としてはコーヒーとベストマッチとは言い難かった。なお、これまでに試した中でコーヒーと相性が良かったのは、ドーナツではないが中島大祥堂のロカボ・スタイルのガトーショコラ。エリスリトールを使ったもののほうが合う気がする(私の舌がエリスリトールに慣れすぎている可能性もあるが)。

20190223

CGCカマンベール入り6Pチーズ

中小スーパーの共同体であるCGCの6Pチーズ(カマンベール入り)。ベビーチーズは「ショッパーズプライス」というレーベルだったが、6PチーズはそのままCGC。
製造は六甲バター。六甲バター製造のカマンベール入り6PというのはTOPVALUと同じ(工場やカマンベールパウダーの割合表記は異なる)だが、どちらかというとラベルデザインがVALUE PLUS(八社会(関東の私鉄系スーパーの共同体))のものとほぼ同一なのが目を引く。
これの裏面を見てもよく分からないが、VALUE PLUSのほうをよく見てみると、販売者がシジシージャパン、総発売元が八社会となっている。正直、事情はまったく分からないが、このあたりに理由があるようだ。

20190220

アニベルセール

最後にタバコをくわえたのは、確か2018年2月19日の夜か20日の朝、自宅の台所の換気扇の下。これで1年ほど経ったことになる。「禁煙している」から「禁煙できた」に移行したと思ってよいのだろうか。

喫煙していた頃は禁煙などまず不可能だと思っていたので、ここまで来たことに驚きを禁じ得ない。8割ぐらいは禁煙薬(チャンピックス)のおかげだが、それなりにキツかった最初の1週間を乗り切れたのは、自身の忍耐の賜物だとしておこう。

今ではタバコの女神さまが私に向かって投げキッスをすることもほとんどなくなった。誘惑する価値がないと思ってくれているのなら何より。

よく「禁煙して〇〇日後には~~の機能が正常化」というような文言を目にするが、私は1年分ちゃんと健康になっているのかしらん? 慢性的な高血糖のダメージと相殺できているといいな。

20190217

CGCショッパーズプライス ベビーチーズ(サラミ入り)

「全国のスーパーマーケットで構成する日本最大のコーペラティブチェーン」ことCGCのサラミ入りベビーチーズ
中身はマリンフードのサラミ入りと同一であると見なしてよいだろう。プレーンが1個15gなのに対して、これは1個14gというところまで同じである。
メーカーがPB製品を請け負った場合、中身を作るところまでは自社製品とPB製品で同一工程とし、パッケージングから先の工程が分かれるのだろうか。別に責めているわけでもなんでもないが。

20190214

純然たるそば

水戸への小旅行と「思い込み」の話を書いたが、その道中でもう一つ自らの思い込みに気が付いていたりもする。それは行きの常磐線の中で読んでいた『クッキングパパ』。
このセリフをずっと「≪純然たるそば≫の専門店」だと思っていたのだが、今になって「≪純然たる≫≪そば≫の専門店」だということに気が付いた。
この話はコミックス10巻(1988年)収録の「COOK.90 日本の夏だ!! うどん」で、私が初めて読んだのはおそらく90年代前半、小学生の頃。小学生の私は「純然たる」という語を知らなかったので「純然たるそば」という蕎麦が存在すると思い込んだのだろう。
このコマはそれ以降も何度か目にしているはずだが、約25年経ってようやく、かつ唐突に謎の思い込みが解除されたわけである。

20190211

おもいこみとみと

水戸、主に偕楽園周辺に梅を見物しに行った。有名な「水戸の梅まつり」は来週(2/16)から、ということからも分かるように、タイミングとしてはちょいと早目。早咲きの品種がチラホラと花を開いているだけだったが、それはそれで悪くない。ソラとハナだけの写真ではどこの梅かは分かりゃしないけれども。

水戸は15年ほど前に一瞬だけ途中下車した程度なので、実質的に今回が初めて。実のところ、想像よりもかなりこじんまりとした都市だった(全くもって貶しているわけではないことを強調しておく)。
どうも、御三家→大藩(50万石以上ありそう)→人口50万人クラスの県庁所在地、と勝手に思い込んでいたようだ。実際のところ、水戸藩は30万石前後だし、現在の水戸市の人口は約27万人。
別に用事があったわけでもないし、動機と言える動機もなかった。ふと思い立っただけのこの小旅行がなければ、こうした思い込みは訂正されなかっただろう。やはり物見遊山は素敵なことだ。

実際に行ってみなければ、こういうちょっとシュールな光景にも出会えなかっただろう(徳川ミュージアムにて。記念写真撮影用のようだが、家康公がベンチの上に胡坐をかいて鎮座、というか安置されている。なお、裏側の黄門様はちゃんと腰かけている)。

20190207

明治北海道十勝スマートチーズかおり濃香パルメザンブレンド

明治スマートチーズのパルメザンブレンド。よく見ると商品名は「濃厚」ではなく「濃香」。パルメザン入りは他にQ・B・Bのものしか見たことがないので、割と貴重な存在かもしれない。
原料チーズ中「北海道十勝産ナチュラルチーズを60%以上」「十勝かおり濃香パルメザンを30%以上」使用していると書いてある。チェダーブレンドとは異なり、ほろほろした食感ではないが、パルメザンブレンドだけあってハードで特徴的な食感。味も強め。

20190203

けっとうレジスタンス

栄養成分表示上の「炭水化物」は「糖質」と「食物繊維」に分けられる。食物繊維は基本的に小腸で消化・吸収されない(糖分として吸収されず、血糖値に直接的に影響しない)はずなので、カーボカウント上は計算に入れていなかった。

私というムラでしか見ることができない不思議な掟――いわゆる「実感」からしても、大方それは一致していて、難消化性デキストリンやイヌリン、ポリデキストロースなどは、今のところ私にとっては安全牌だ。

ただし、どうもレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)は、私の場合、血糖値を上昇させるようだ。パッケージに表示されている糖質量からして「どうしてこんなに血糖値が上がるのだ!?」となった際に、よくよく見てみるとレジスタントスターチが含まれているパターンが何度もあった。表示上は食物繊維にカウントされているので、糖質だけを見ていると気がつかない。

レジスタントスターチにもいくつかの種類があるようなので、特定の種類のものだけがそうなのかもしれないし、そもそも耐糖能異常がない人にとっては食物繊維として機能するのかもしれない。ただ、落城寸前のマイ耐糖能ではレジスタントスターチに抵抗できないようだ。なんの根拠も持たない以上「私個人の経験です」という言い訳は何度でも重ねざるを得ないのだけれども。