20191231

2019年12月まとめ

各月のまとめは最終日の23:30付け、と意味もなくこだわってしまっているので、この記事も201912312330というタイムスタンプになれど、実際に投稿しているのは2020年に入って何日か過ぎてからだったりする。
月毎に経過をまとめる、というのも意味のないこだわりになりつつある。月別まとめはこれが最後になるだろう。最初にIDDMと診断されてもう少しで丸2年。さすがにここまでくると、月次報告するほどの変化はそうそう発生しない。

というわけで、今月は、ここに記するようなことがほぼ発生しなかった。受診もないため、血液検査の数値もない。
低血糖気味になりがちなので、インスリン量はチョコチョコ調整している。今のところ、ノボラピッドは1単位あたり糖質12g換算。眠前のトレシーバは8単位にしている。どちらも注射量を微減させた形だ。例によって自己判断なので、次の医師から受診でどのように言われるかは分からないけれども。

リブレのレポート上ではなかなかのスコア。アベレージで見れば悪くない……が、個々の打席はやはり悪戦苦闘。
摂取する糖質量は、栄養成分表示などの助けを借りれば、ある程度は見積りも立ちうるのだが、その消化吸収速度がさっぱり推測できない。注射してしまったインスリンの作用を止めることはできないので、その作用よりも糖質の消化吸収速度が遅ければ低血糖になるし、速ければ高血糖になる。インスリンの効果時間が切れたあとも消化吸収が続いていたら、その時点から高血糖になる。
食べるものに合わせてインスリン量を調整するのがカーボカウントだが、最近は逆にノボラピッドの作用動態に適した食事メニューを探してしまっているような気がしてならない(インスリンアスパルトを開発した側が想定していたのはどのような食事だったのだろうか?)。
血糖値手動管理職人への道は遠い。

20191229

届かなければそれでいい

2019年に支払った医療費の合計額を計算。明日、明後日のうちに何かやらかして救急搬送でもされない限りは、現時点の金額で確定だろう。
1年分の領収書と診療明細を取り出してexcel表に入力する。糖内・薬局・眼科・糖内・薬局・歯科・糖内・薬局……というような形で続いていく。

出た金額は9万円。昨年は10万1000円だったので、少し減ったことになる。医療費控除は、10万円を超えた額が所得から控除され、確定申告すれば還付されるわけだが、今回は確定申告するか否かを考える前に控除自体が発生しない。

もう少しで10万円に届いたのに、と残念がることもできなくはないが、どちらかというと、控除が発生しない程度の額で済んでいるのだから、それはきっと恵まれているということなのだろう。

ちなみに定期通院しているのは、糖尿病内科(2か月に1回。リブレ+インスリンペン(トレシーバ&ノボラピッド))、眼科(半年に1回。網膜症の検査)、歯科(3か月に1回。歯周病対策のクリーニング)の三種。これで概ね上記のような金額になる。このままやっていければよいが。

20191224

ロルフおとなのベビーチーズ(アンチョビガーリック)

ロルフの「おとなの~~」シリーズの中でも、酒の肴路線を徹底的に突き詰めた感のあるフレーバーを発見。アンチョビガーリック味だそうだ。ワインとセットで、というのが開発側の意図するところだと思われる。
同時期に店頭に並んでいたQ・B・Bのアンチョビ&オリーブの原材料表示では、アンチョビソース+煮干粉、となっていたのに対して、こっちはそのままアンチョビと書いてある。とはいえ別に固形のアンチョビが発見できるわけではなく、味と香りは明確なれど姿は見えず。ガーリックとペッパーもかなり強く効いており、全体的に味濃い目。
ちなみに↑の写真に色がないように見えるが、そういう配色なだけで写真はモノクロではない。個包装が黒光りしている感じが渋いと言えなくもない。

20191219

雪印ブルーチーズ入りベビーチーズ

2019年9月の雪印の新商品。ついに(?)雪印からもブルーチーズタイプが登場した。ブルーチーズ入りのベビーチーズは数が少ない。ブルーチーズ自体はメジャーなチーズ(というかチーズの種類名だけど)とはいえ、クセが強く人を選ぶ点が、お手軽万人向けというベビチの性質と矛盾するからだろう。
「ブルーチーズパウダーを1%(内ブルーチーズ分0.6%)使用」と、割合としては少ないように見えて、食べてみるとはっきりブルーチーズの風味が立ち現れる。ウェブページの商品紹介には「食べやすい」と書いてあるが、ブルーチーズ入りとしては食べやすい、という程度。ブルーチーズの独特な風味が苦手な人にはあまり薦められない。
ちなみに、原材料には食物繊維やデキストリンなど色々なものが使われているようだ。ベビチお決まりの「ナチュラルチーズ、香料、乳化剤」のようなシンプルな構成ではないのが少し意外。

20191214

空さえ青ければ

お車を運転してみたくなったので、レンタカーを借りて津久井湖と宮ケ瀬湖(どちらも神奈川県)へ。
 
どちらも景観に定評のあるダム湖であるだけに美しかったが、それ以上に、空の青さが印象に残った一日だった(写真はさほど青くないが)。

人類は基本的に、雲一つない空を見るだけで気持ち良くなるように設計されている、多分。つまり、快晴の日はそれだけで幸せな日である。

統計によると、例えば2016年の東京都の年間快晴日数は24日。1年のうち、約1か月弱は(その日に何が起ころうとも)予め幸せが保証されているということになる。実に便利だ。

20191211

知らないお店

リンク欄にあるように、このブログは「にほんブログ村」の「1型糖尿病」カテゴリーに登録しているが、実はそれとは別に「チーズ・乳製品」というカテゴリーにも登録している。

1型糖尿病カテゴリーはそこそこ人がいるが、チーズ・乳製品カテはあまり活発ではなく、コンスタントに更新があるブログはウチともう一つぐらい。新着記事欄に、ウチの記事とそのブログの記事が交互に並ぶこともしばしば。

そのブログの持ち主は北九州の酒屋さんのようだ。たまたま同じカテゴリーに登録している、というだけの縁でしかなく、別にネット上で交流があるわけでもない「知らないお店」なれど、いつか訪れてみたくて仕方がない。

20191205

Q・B・Bチーズデザート青森県産シャキシャキふじりんご

季節限定のシャキシャキふじりんご……「シャキシャキ」も商品名の一部らしい。2019年9月発売なので少し日が経ってしまった。これを書いている時点ではまだ店頭で見かけるが、この記事を公開する時点では販売期間が終了しているかもしれない。せっかくの季節限定商品なのに……と、なんだか六甲バターに申し訳ない気がするけれども、別に宣伝のためにやっているわけではない以上は気にしなくていいのだろう。
りんご味のチーズケーキ、と言ってしまえばそれまでかもしれない。ただし、リンゴの果肉が入っており、商品名どおりちゃんとシャキシャキしている、というのは驚くに値するだろう。歯ざわりとしてはかなり生のリンゴに近く、それでいて賞味期限が短いわけでもないのは御立派。

20191130

2019年11月まとめ

先月と同じく、あまり書くことがない。1か月ごとのまとめは止めてしまおうか、と思いながら綴る今月のまとめ。

今月は糖尿病内科の受診月。HbA1cは6.2%と、IDDMと診断されて以降のベストスコアが出た。それなりに低血糖も発生しているので手放しに喜べるわけではないが、超速効型インスリン(ノボラピッド)のおかげだと言えるだろう。
されど、今回の通院では血液検査がなく、HbA1c以外の状況がいまいち分からない。主治医はあまり頻繁に血液検査をしても意味がないと思っているのかもしれないが、2か月に1回ぐらいの頻度でお願いしたいものである。私の場合、良い数値であれ悪い数値であれ、数値を知っておいたほうが心の平安に繋がる。
ちなみに、受診の際に看護師から「もしかして土曜休診日に来ちゃったりしました?」と聞かれる。もしかしてここをご覧になっていたりするのだろうか?ただ単に、クリニックのドアの前で口を大きく開けて放心している私の姿が、防犯カメラに写っていただけかもしれないが。

リブレによる推定HbA1cは6.1%……実測とかなり近い数値が出るのは珍しい。いつも0.5%ぐらいリブレのほうが低いのに。
HbA1cはなかなかの結果とはいえ、基本的には食前にノボラピッドをブチ込む博打を繰り返しているだけなので、言うまでもなく血糖値の変動自体は激しい。今月のMAXはネパールレストランで食したランチセット(カレー2種類、チキンティッカ、ナン)によるもの。「カレーは難しい」がインスリンユーザの共通認識。
カレーに限らず、ノボラピッドの作用(注射後10分程度で作用し始め、最大作用時間帯は1~3時間後、作用がなくなるのが約5時間後)と、食事からのブドウ糖吸収速度を一致させるのは難しい。インスリンポンプであればまた変わってくるのかもしれないが、今はただちょいと不利なゲームを楽しみ続けるだけである。

20191128

Q・B・Bワインに合うベビーチーズ アンチョビ&オリーブ入り

Q・B・Bの期間限定シリーズ。アンチョビ&オリーブという地中海風の組み合わせ。公式ページの説明によると「バルの一品おつまみをイメージ」だそうだが、「バル」ってそもそも何だ? いや、食い物屋の種類だということは分かるし、街でもよく見かけるのだが……。
個包装を開けると黒っぽい粒が練りこまれているが、恐らくオリーブの果肉。原材料表示を見るにアンチョビはアンチョビソース+煮干粉という形で配合されているようなので、アンチョビの固形分はなさそう。
アンチョビもオリーブもそれなりにクセのある食品なのと、割と塩気が強めの仕上がりになっているので、好き嫌いが分かれるかもしれない味。サラミ&バジル入りと一緒にパンの上にのせてトースターで焼くと面白いか(チーズ・サラミ・バジル・アンチョビ・オリーブが揃う。あとはトマトが入れば跳満である)。

20191123

ダメな日。何が?色々と。

ただひたすらに愚痴。マヌケな奴もいるもんだ、とあなたの慰めになれば幸い。

金曜日の夕方から土曜日にかけて、ひたすらに上手くいかない24時間を過ごしている。

金曜日、自分にしては珍しく19時前に夕食にすることができた。含まれる糖質は目算35gだったので超速効型インスリンは3単位。お腹にプスリと射つ。
食後、血糖値はそれなりに上昇していったが、注射後1時間あたりで株価急落。明らかな低血糖になり、強迫的な空腹感が襲来する。急いでブドウ糖とクッキーを補食する。が、そのまま回復するまで待っていればいいものの、飢餓感に耐え切れずチーズやナッツをボリボリ貪る。糖質が少ない食材は低血糖対策にならないのは承知の上で。
おかげで就寝中の血糖値は200mg/dL以上で高止まり。糖質と一緒に大量の脂質を摂るとこうなるのは、広く知られているところだろう。

土曜日、朝から糖尿病内科を受診しに出かける。リブレのセンサーのストックがないのだ。次の土曜日は大きい仕事があるので、今日のうちに受診してセンサーを手に入れたい。
雨の中、病院にたどり着くと「本日休診」の文字に迎えられる。土曜日(診察日)かつ祝日(休診日)の場合、祝日が優先されるようだ。私が通うクリニックは予約不要で土曜日も受診できて便利なのだ……それ故にこういう事故が起こる。南無三。

おまけに昼食はケンタッキー・フライド・チキンでヤケ食い(レッド・ホット・チキン2ピースにペッパーマヨツイスター)したにも関わらず低血糖である。脂質を多量摂取するとカーボカウントが難しいとはいえ、まだまだ自分はノーコンピッチャーだ。

20191121

ロルフおとなのベビーチーズ(サワークリームオニオン)

変わり種に定評のある(?)ロルフ(宝幸)がサワークリームオニオン味を出していた。オニオンということだと他には小岩井のオードブルチーズぐらいか。
クリームシチューにチーズかけて焼きました、という味。要するにオニオングラタン風味。サワークリーム入りではあるが酸味はあまり感じず、クリーミィさが強調されている。グラタン味と称したほうがいいのでは、と思う気がしなくもない。

20191117

平野の終わり

埼玉県は飯能市。例によって特段の理由も目的もなく散策してみた。


街中で見かけた1970~1980年代の建築と思われるマンションと店舗。この写真では伝わらないかもしれないが、とても渋い。こういうものにやたらと心惹かれる。

飯能は関東平野の端に位置する郊外都市だ。飯能から秩父のほうに向かって山地が始まる。東京湾からひたすら市街地が続き、ここまで来てようやく市街が途切れる。

延々と続く市街、民家、構造物。その圏内で長いこと暮らしていると「ここにこれだけ人が集まっているということは、関東平野の外に人間はいないのではないか」という疑念さえ沸いてくる。外の世界で生まれ育ったはずなのに。

20191116

Q・B・Bワインに合うベビーチーズ サラミ&バジル入り

Q・B・Bの期間限定・ワインに合うシリーズからサラミ&バジル。これも何年か前に出ていたものの再販のようだ。
チーズとサラミとバジル。これにトマトが加われば、ほぼピザである(ロルフのトマト&バジルのほうがピザ感は高いが)。バジルの風味が苦手でなければイタリアンテイストを楽しめるだろう。
なお、材料にラム酒が入っているため、ベビチとしては珍しいことに、アルコール分(1.0%未満)が含まれているとの注意書きがある。

20191110

カーボカウントしてなければ気にしなくていいかも

「食物繊維が多量に含まれている低糖質食品」を食べると、想定以上に血糖値が上がることがあるのは何故だろうか?

栄養成分表示で糖質20g、食物繊維20gと書いてあるものを食べるとする。私の場合、糖質20gであれば注射するインスリンは2単位。そのとおり射ってから食べたのに、食後の血糖値が怒髪天を衝く状態になったりする。

なんとなく見えてきたのは、原材料表示を見て、食物繊維が多くなっている理由が分かるものは割と大丈夫。原材料のトップに「食物繊維」とか「難消化性デキストリン」とか「大豆粉」と書いてあるとか。
(↑は森永製菓のinバープロテイン ベイクドビター

一方で、原材料から食物繊維の姿があまり見えてこないものには注意している。これは別に不当表示の危険があるという話ではなく、「でん粉」「加工でん粉」あたりに食物繊維として計上可能なもの(難消化性でん粉・レジスタントスターチ)が含まれているであろうからだ。難消化性でん粉が確実に食物繊維として機能するのであればいいが、一部でも糖質として消化・吸収されるのであれば、カーボカウントに影響を与えることになる。


※以上は私個人の経験からくる推測(邪推)でしかないことに注意。以前にもほぼ同じことを書いているが。

20191107

ローソンストア100バリューライン ベビーチーズ アーモンド入り

ローソン100のPBシリーズ。アーモンド入りも他と同じくヨシダコーポレーション製。
唐突な話だが、ローソンストア100の前身はSHOP99である(SHOP99の店舗は2011年に全てローソン100に転換)。学生時代を振り返ると私の食生活の30%ぐらいはSHOP99に依存していたので、SHOP99には少しだけ思い入れがあったりもする。つい最近までは SHOP99のウェブサイトが残存しており、あのSHOP99のテーマもダウンロード可能だったのだが、2019年9月のサイバー攻撃の余波で閉鎖されてしまったようだ。ちょっと残念。……といっても別にこのベビチに対して特異な感想を抱くわけでもない。普通のアーモンド入りベビーチーズである。

20191104

雪印オレンジ果実のチーズスイーツ

雪印のCheese sweets Journeyシリーズの5作目。新商品が出る度にナンバーがふられる珍しいシリーズである。vol.5のテーマはスペイン。パッケージには「太陽から生まれた」と書かれているが、商品詳細には「オレンジ果実のチーズスイーツ」とだけある。
オレンジ果汁とマルメロ香料の組み合わせ。マルメロというのは馴染みがなかったが、カリンによく似た果実だそうで、食べてみると確かにカリンっぽい風味がする。オレンジは果汁なので粒は入っておらず、酸味は控えめ。「スイーツ」の語のとおりガッツリ甘めの仕上がりで、糖質もやや高めなのはこのシリーズに共通する点か。
なお、写真に写っているラベルは恐らくアルハンブラ宮殿をデザインしたもの。過去の製品と同じく全12種類あるらしい。

20191031

2019年10月まとめ

10月まとめ。書くことがあまりない。別に無理して書く必要はないのだが、これまで月次でまとめているので明らかに惰性で書いている。自己満足なので、辛くなってきたら止めよう。

カーボカウントはなんとなく慣れてきた。引き続き糖質10gあたりインスリン1単位の勘定でやっている。昼は糖質40~60g程度、夜は30g~40g程度。されど夜は計算式どおり3~4単位射つと、何故か低血糖を頻発するので2単位ぐらいにしていることが多い。夜間の低血糖は対応が面倒くさいのだ。歯磨きした後に補食したくないし。

持効型は以前と変わらず眠前9単位。そうすると1日トータルのインスリン量は15~17単位ということになる。食前の超速効型インスリンを射ち始めてから、体重は変わっていないが、わずかに体脂肪率が増えた。これまでは15~16%の数値が出ていたところ、時々17%台が出るようになった。インスリン量が増えたからかもしれないし、冬が近づいているからかもしれない。

今月は通院がなかったため実際のHbA1cは分からないが、リブレのグラフではそれなりに好成績に見える。ただし、低血糖がちょっと多いようだ。無自覚性低血糖に陥いるのは避けたい。多少、高血糖が増えるのを覚悟してでも、低血糖の回数を減らすべきか……?

20191029

バンバラ

日曜日、昨秋に続きまた伊奈町(埼玉県)のバラ園に。

一輪だけポツンと咲いていた、ちょっと気になる子。木守柿のように株の番人をしているのだろうか(多分違う)。

茶色のような橙色のような、柔らかい色の品種。「ホットココア」という名称だそうだ。「鮮やか」とは反対方向の優しい色味。

このバラ園は町立の総合公園の一角にある。野球やってる掛け声が聞こえたり、ブランコを漕いでいる幼児の笑い声が聞こえたりする、ただひたすらに穏やかで平和なバラ園。

20191026

雪印6Pチーズ スモーク味

雪印の2019年秋の新商品・6Pチーズのスモーク味。スモーク味自体は目新しいものではないが、他社製品と比べて明確に違うのが「本品はくん煙しておりません」と明記してあること。「スモーク味」の意味を明確にしており、とっても潔い。
スモーク風味のプロセスチーズは塩気が強めで尖がっているイメージがあったが、これは割とまろやかな気がする。一方でチーズ自体の旨味は濃いめなので、酒の肴向きであることに変わりはないかも。

20191024

Q・B・Bワインに合うベビーチーズ カマンベール&ブラックペッパー入り

2019年の夏はビールに合うベビーチーズが出ていたが、秋はワインに合うシリーズのようだ。Q・B・B(六甲バター)から期間限定で発売。どうも何年か前にも出ていたようで、このカマンベール&ブラックペッパーも復刻(リニューアル)っぽい。
文字通り、通常シリーズのカマンベールブラックペッパーをかけ合わせたような存在。カマンベール配合率も通常シリーズと同じく3%と書いてある。
カマンベールと黒胡椒、相性が悪いはずがない。あえて悪し様に表現すれば、安直過ぎる組み合わせ、と言ってもいいかもしれないほど。期間限定商品ながらド安牌という不思議な存在に思える。

20191020

カバンの中の温度

夏が過ぎ、インスリンを持ち歩く際の温度にあまり気を使わなくてもいい季節になった。熱による変性を防ぐため、インスリンは基本的に30℃以下のところに置いておくことになっており、37℃を超えたあたりから変性しやすくなると言われている。夏場にこういうアイテムを使うのも温度管理のためだが、秋が深まればほぼ必要がなくなってくる。

……が、気になることがないわけではなく、時折とある疑念が脳内に浮かんでくる。インスリンペンを入れているカバンの中は、本当に30℃以下に抑えられているのだろうか?

私は肩掛けカバンをたすき掛けにすることが多い。大体↓のような状態になる。
この場合、カバンの面積の半分ぐらいは自分の背中~お尻と接しており、そこからカバンに体温が伝わっている。リュックサックを背負う場合はなおさらだ。リュックで背中が蒸れる、というのは誰もが経験する現象だ。

というわけで、ちょっと実験してみた。実験と言っても超テキトー。温度計付きの目覚まし時計をカバンに放り込んだだけ。背中と接する側のポケットにこんな感じの時計を入れて1時間半ほど過ごす。
結果、表示されていた温度は……29.2℃。室温は21℃だったので、それよりはかなり高いが、ギリギリ30℃以下。

もっと長時間続けていたり、カバンと背中をピッタリ密着させていたりしたら30℃を超えていたかもしれない。逆に、密着度が低かったり、同じカバンの中でも身体と接していない側だったりすれば、もう少し低い温度になったかもしれない。
ちゃんと実験してみないと何とも言えないし、30℃超えたらすぐダメになるわけでもないはずだが、カバンにインスリンを入れる際は、自身の身体とあまり接しない箇所にしておいたほうが無難ではありそうだ。

ちなみに、よほど冷血な奴であれば全く気にしなくてよいわけだが、それは既に人間ではなくなっていると思われる。

20191019

TOPVALUベビーチーズ サラミ入り

イオン系のスーパーでTOPVALUのサラミ入りを見かけて、サラミ入りってあったっけ?とふと立ち止まる。大量のベビチを紹介していると、これまでに何を買って何を買っていないのか訳が分からなくなるのも道理だろう。
チーズ売り場でスマホを取り出して確認する。あたかも他店の価格調査をしているような雰囲気だが、見ているのは自分のブログのチーズ一覧。結果的にサラミ入りは未紹介だったので購入。ちなみに、これまで買い忘れていたというよりは、比較的最近になって発売されたもののようだ。
製造元は他のTOPVALU系と同じくマリンフード。マリンフード自体のサラミ入りは1個14gだが、これは1個15g。TOPVALUほどの規模となると中身の製造ライン自体が違うのか。

20191016

ローソンストア100バリューライン ベビーチーズ スモーク味

ローソンストア100のPBからスモーク味。直訳すると、けむり味。風味ならともかく、けむりに味があるのだろうか。「風味」と「味」の違いも難しい問題ではあるが。
当然のことながら、スモークチーズの風味がするベビーチーズである。恐らく燻製にしているわけではないので、スモーク(風)味なのだろう。製造元は他のと同じくヨシダコーポレーション。
なお、よく見てみると、販売者が株式会社ローソンとなっており、株式会社ローソンストア100ではない。バリューラインというプライベートブランドは、ローソンストア100に限定されたものではない、ということだろうか?

20191013

彷徨調べ物

興味の赴くまま調べ物をしていると彷徨してしまうというお話をダラダラと。

wikipediaに「第3軍に対するパットンの演説」というページがある。WW2時の米陸軍の英雄・パットン将軍の有名な演説のついての項目だ。このページの中で、第6機甲師団への演説においてパットンが語ったものとして、
No bastard ever won a war by dying for his country. You won it by making the other poor, dumb bastard die for his country.
という言葉が挙げられている。

が、これについている和訳が妙だ。私が見た時点では、
「腰抜けが祖国の為に死ぬことで勝てた戦争などない。それで勝ったとしたら他の哀れでクソ真面目な同胞の犠牲のおかげなのだ。」
という訳文が付いているが、どうも趣旨が違う気がする。
「自分たちがお国のために死んだところで戦争に勝てない。敵をお国のために死なせてやる(敵を殺す)ことで戦争に勝てるのだ」という話だったはず。wikipediaの編集履歴を見てみると、どうやら2018年12月に誰かが和訳を変更したようだ。
今、載っかっているような「ボンクラではなく忠義深い真面目な奴が犠牲にならなければ戦争に勝てない」という解釈はありなのか……?

気になって調べていると、wikipediaの姉妹サイトであるwikiquoteのパットンのページが目に留まった。quote、つまりよく引用される言葉(日本語だと名言・格言・故事成語と言ったところか)に特化したページだ。
そこには、この言葉自体がパットン本人の発言ではない、と記載されている。1970年の映画『パットン大戦車軍団』で劇中のパットンが言ったセリフである、と。なるほど、有名映画の名セリフが、いつしか歴史上の人物の発言として人口に膾炙するというのはありがちな話だ。

そうすると、wikipediaに書いてあった、第6機甲師団への演説云々というのは何なのだろうか。注を見てみると、この部分の出典はBrenda Lovelace Gist, Eloquently Speaking, 2010という書籍らしい。書名を直訳すると『雄弁に話すこと』となるので、恐らく雄弁術とか演説法に関する本だろう。歴史研究の書籍ではないので、この本自体はあまり有力な根拠にはならなさそうだ。

さすがにEloquently Speakingを探して、そこにさらなる出典が載っていないか確認するのは簡単ではない。他に何か情報はないかと検索していると、Quote Investigator(「引用句調査員」(直訳))というそのものズバリなサイトに、そのものズバリなページがあった。
真っ先に挙げられているのが「1958年の書籍にパットンの言葉として出ているよ」というもの。この解説が正しければ、wikiquoteにあった1970年の映画が初出という話は否定されることになる。

……私の場合、調べ物をしていると大体このあたりで我に返る。続けるのであれば、その1958年の書籍の実物を確認して……となるが(日本だと大学図書館に行くのがよさそう)、パットン将軍に個人的な恩義を抱いているわけでもないので、今のところ、これ以上は追究する気にならなかった。
このような時間の使い方を時間の浪費と捉えるか、幸せな没頭の時間と捉えるかは何とも言えないところ。これによって何らかの欲望を満たしていることは間違いないのだが。

20191009

微妙で微量

食事量に合わせて注射するインスリンを1単位刻みで調整する生活。今日の昼食では4単位射った。夕食では2単位射った。

インスリンユーザーには常識かと思うが、注射用のインスリンの濃度は、100単位/1mLに統一されている。つまり1単位だと0.01mLということになる。0.01mLずつ注入量を調節というのは文字通り「微妙」な話で、本当に調節できているのか不安になるほどだ。
(当然、医療機器なので公的な規格があり、一定の精度は担保されている。ただし、カートリッジ内に気泡がある等の悪条件下ではズレてくるようだ)

私が使用しているインスリンペンは1本あたり300単位=3mL。写真の透明部分にインスリンが充填されているわけだが……3mLってこんなに多いものだろうか?

まぁ、ペンのダイヤルを2に合わせれば2単位、5に合わせれば5単位注射されることに変わりはないので、実際に総量が3mLであろうとなかろうとどうでもいいのだけれども。

20191005

ローソンストア100バリューライン ベビーチーズ パルメザン入り

ローソンストア100のPBシリーズにはパルメザン入りがある。他にパルメザン入りはQ・B・Bのプレミアム明治のスマートチーズぐらいしか見かけないので、貴重といえば貴重かもしれない。製造元が出しているから、という要素が大きいのだろうけど。
パルメザンチーズの配合率は8%と記載。パルメザン自体は超硬質のハードチーズだが、これはそこまで配合率が高くないせいか、(プレーンのベビチより)わずかに硬めで、うま味が強め、といった感じ。

20191003

Heart Farm 6Pチーズ

農産物販売センターに立ち寄ったら、見たこともない6Pチーズを発見した。全く予期していない遭遇につい驚きの声を上げてしまった。全国酪農業協同組合連合会(全酪連というらしい)の6Pチーズ。"Heart Farm"というブランド名のようだ。
全酪連がどのような組織なのか、JAと関係があるのかないのかも私には分からないが、とにかくこれは狭山(埼玉県)の工場で製造されたものらしい。
中身はかなり普通のプレーン6Pチーズ。ウェブサイトでは「海外産と国産のチーズをブレンド」とあるので、別に純国産でもないようだ(全酪連的にそれでいいのだろうか?)。なお、価格は400円台とかなりお高め(スーパーのようにセール価格というわけではないので仕方がないか)。

20190930

2019年9月まとめ

ノボラピッドを手に入れて1か月、昼飯だけだがまともに炭水化物を摂取できることにより、私のQOLは鰻登りである。海外出張で何度か爆死(馴染みのない料理の糖質量を見積もるのは困難)したりした割には、今月のHbA1cは6.4%(先月6.5%)。
食の喜びを取り戻し、HbA1cもわずかに下がり、体重も増加していない。超速効型インスリン様様である。すっかり味を占めた私は、主治医に「ノボラピッド、1日1食分だけではなくて2食分ぐらい射ちたいッス」と懇願したところ、あっさり認められた。レジメンとしては朝0昼6夜6眠前9、ということになっている。眠前は持効型のトレシーバ、これは変化なし。

さりとて超速効型を使い始めてまだ1か月。カーボカウント含めまだまだ下手っぴである。一通りの知識は頭に入れたつもりであっても、経験値が足りていないのは明らかで、リブレのグラフにも凸凹が目立つ。当面の基本目標は食後ピーク180mg/dL以下、低血糖は回避、HbA1cは6%台前半、といったところだろう。
それと、血糖値関係以外のパラメータにも気を配っておかねばならない。8月の血液検査(ノボラピッド処方前)では、
・総コレステロール:244mg/dL(高い)
・HDLコレステロール:80mg/dL(やや高い)
・LDLコレステロール:測ってないが多分やや高い
・中性脂肪:38mg/dL(低い)
という典型的な糖質制限パラメータ。糖質を摂取しだすことによって、これがどのように変化していくか。1型糖尿病は生活習慣病ではないとされるが、当然、他の生活習慣病を免れるものではない。HDLコレステロール(いわゆる善玉)が低値、中性脂肪が高値、というような事態は避けたいものである。

ちなみに、リブレのグラフで、変な時間帯に上下していたりするのは海外出張時でも時刻を修正しなかったため。時差に合わせてリブレの時刻を修正するとグラフが繋がらなくなるし、持効型インスリンの注射時刻をなるべく日本時間で管理したかった(トレシーバは注射時刻に多少の融通が利くけど)ことが理由である。

20190928

ローソンストア100バリューライン ベビーチーズ カマンベール入り

ローソンストア100のプライベートブランド・バリューライン。ベビーチーズではなぜかスモーク味だけ個別ページがあり、このカマンベール入りなどは個別ページがない。
カマンベールパウダー配合率は3%。製造元(ヨシダコーポレーション)が同じヤオコーのカマンベール入りと感想は同一で、カマンベールの風味はしっかり感じるが、食感はクリーミィというより割と硬め。

20190926

遠くへ

1週間ほど海外出張に行っていた。場所は欧州のどこか。次はプライベートで訪れたい、と思えるほどには素敵な土地であった。写真はあまり特徴のない大通りだけれども。

飛行機に乗るたびに、インスリン注射セットとリブレのセンサーが手荷物検査で引っかからないか心配になるが、今回も何事もなく通過できた。日本語ならともかく英語で説明できる自信がないので、前回の海外出張と同じく英語サイトの説明を印刷して持って行ったが出番はなかった。

それと、今回は特別機内食を頼んでみた。ANAのこのページにある「糖尿病対応ミール(DBML)」というもの。機内でインスリン射つのも面倒だったので、射たずに済む可能性があるかと思いリクエスト。
基本的には「脂肪分の少ない赤身の肉や、繊維質の多い食物、新鮮な野菜、フルーツ、パン、シリアルのミールです」という説明書きの通りのものがでてきた。米飯は無し、サラダ系多め、デザートはハーゲンダッツではなくリンゴ、主菜は鶏胸肉のグリル(往路)・白身魚の蒸し焼き(復路)といったところ。
脂質はかなり控えめ、炭水化物はそこそこ控えめ、塩分も控えめ。要は総合的になんとなくヘルシーな食事。パンやジャガイモは有りだったし、朝食についてきたヨーグルトも加糖のものだったので、糖質制限食とはちょっと異なる。2型糖尿病の方の食事療法用だと捉えるのが妥当だろう。


帰路、飛行機の窓から撮った「夜明け前」。あと1時間ぐらいで羽田に到着するぐらいのタイミング、確か新潟上空辺りだったと思う。トイレに立つことを考えると圧倒的に通路側の席がいいのだが、窓側もなかなか悪くない。

20190916

ローソンストア100バリューライン ベビーチーズ プレーン

「100円ローソン」ことローソンストア100は、ローソン本体とは別に、バリューラインというプライベートブランドを有している。かつてのSHOP99の流れもくんでいる会社らしいので、ローソン本体とは別系統と見なしたほうがいいのかもしれない。
ベビチもローソンセレクトのもの(六甲バター製造)とは異なり、ヨシダコーポレーション製。味はまぁ普通のプレーンなプロセスチーズである。
ちなみに、ヨシダ自身が販売しているベビーチーズは1個13gだがこれは1個15g。大きさによって微妙に食感が異なってくるものだが、ベビチにとってベストな大きさ・重さはどれぐらいなのだろうかね?

20190914

ぱんぴーまん

ノボラピッド先生のおかげで、今週も引き続き昼食時に「パンおいしいねん」状態が続いている。通勤時にコンビニでパンを買い、昼休みに食う。ちゃんと職場に行けているのは、それが楽しみだからかもしれない。

最近、感動してしまったのはこんがりチーズオニオンスティック(セブンイレブン)。もセブンのパンを挙げていたが、他のコンビニのパンよりも妙に「そそる」のである。何故だか分からないけれども。

なお、カーボカウントによる血糖値コントロール自体は成功したり失敗したり。最も切ないのは、食事から2時間後は高血糖なのに、5時間後は低血糖になっているパターン。作用の開始時間も終了時間ももっと早いインスリンがあればいいのに、と思うが、武器に文句をつけるよりも先に自分自身の技量を磨くべきなのだろう。


パンとは別にハマっているのが、ピーマンをそのままレンチンしてまるごと喰う、というもので、先月、帰省した際に母から教わった。このあたりが発信源かもしれない。包丁を使わずに緑黄色野菜を摂取できるのが本当にありがたい。
ベビーチーズおじさんとしては、3分レンチン→ちょっと穴開けてベビチ詰め込む→1分レンチン、が非常に喜ばしい。ピーマン3個あたりベビチ1個ぐらいの割合で十分。コショウふったり醤油1滴たらしたりしてもいいし、ベビチの種類によっても味が変わるのが楽しい。ベビチ1個なら50kcal、塩分0.5gぐらいなので、割と気軽にいける。

20190911

YSベビーチーズ(ブラックペッパー入り)

ついに入手することができたCheese.co.jpことヨシダコーポレーションのベビーチーズ。これまではヤオコーBig-Aのプライベートブランド商品の製造元としてしか発見できていなかったが、オリジナル製品をようやくゲット。
会社の規模が他のベビチ製造元と比較すると小さく、本社も工場も中京圏なので他の地域にはあまり出回っていないのかもしれない。私の故郷から割と近くにある会社ということもあり、気持ちとしては応援したくなるところ。
プレーンなども当然あるのだが、今回、手に入れられたのはブラックペッパー。味ごとにシールの動物が違うそうで、ブラックペッパー味はパンダが描かれている。理由は不明。
食した感想はそのまま――黒胡椒味のベビーチーズ。ただ、ベビチは概ね1個15g(雪印は12g)が標準的なのに対して、1個13gというのは少しだけ珍しい(同社製造でもPB製品は1個15g)。