20190531

2019年5月まとめ

状況に変化が無さすぎる。「冷やし」が美味い季節になったぐらいだ。

前回の受診月(3月)には、糖質制限を解除してHbA1cを悪化させようか、と書きはしたものの、結局のところさほど大胆にもなれなかった。以下が今月のスコア。

○HbA1c:6.8%(変化なし)
○総コレステロール:229mg/dL(←263mg/dL)
○HDLコレステロール:78mg/dL(←82mg/dL)
○LDLコレステロール:140mg/dL(←163mg/dL)
○中性脂肪:44mg/dL(←64mg/dL)
○尿ケトン体:- (←1+)

なんとHbA1cが変わっていない。受診日前にわずかながら糖質摂取増加期間を設けたりしたので、7%超えるかと予想していたのだが、まさかのキープ。

もしかするとゴールデンウィークに故郷で心安らかに過ごせたのが影響しているのかもしれない。精神的ストレスへの防衛反応で血糖値は上がるため、職場では血糖値高目だが、郷里ではそれがない(帰省中、私の食事にはかなり配慮してもらった、というのもある)。

脂質代謝系は軒並み良い方向に向かっている。これも帰省効果か?中性脂肪は元から低値ギリギリなので気にしていなかったが、コレステロール系はやや低下して基準内に収まるようになった。尿ケトンも出ていなかったようなので、なんというか無難な感じになっている。血中尿素窒素も基準内でeGFRも80台と、腎臓もまだ大丈夫そうなのが嬉しい。


1日の変動で見るとそれなりに高血糖な時間帯はあって、今月は200ml/dL超えが多かった。特に気になるのは就寝中が高いこと(夕食が遅いせい)。寝ている間の低血糖の心配が薄い、という大きなメリットはあるものの、「身体のメンテナンス時間と言われる就寝中に、高血糖ストレスがあってもいいのかしらん」という疑問が沸いている。

結局のところ素人にはよく分からないのだが、全体的に高めの数値ではあるし、今のところ低血糖リスクも低そうなので、5月の中頃から勝手にトレシーバを8単位→9単位/1日に増やすという暴挙に出た。10単位になる日も遠くないと思うが、そこまでいっても超速効型無し、つまり朝0昼0夜0基礎10という判断はありや?

20190529

小岩井ヘーゼルナッツチーズ6P

定番と言っていいほど存在するアーモンド入りベビーチーズを食べる度に「アーモンド以外のナッツ入りがあってもいいのでは」と思っていた。ようやく小岩井乳業のヘーゼルナッツ入りを発見。(とみに日本では)ナッツ類が高価格なので、やや高級路線を走る小岩井ならではの商品かもしれない。
シールも印刷もない個包装が目を引く。原材料もチーズ・ヘーゼルナッツ・乳化剤とシンプルな構成。既存の小岩井クリーミーチーズは発酵バターを使用しているので、そこにヘーゼルナッツを入れたというわけではないようだ。
中身は想像どおり砕かれたヘーゼルナッツが混ぜ込まれている。粒は割と大きめで存在感も風味もしっかりしている。ナッツ&チーズ好きにはオススメできるか。
製造所とされているデイリー・プロダクツ・ソリューション(株)が関連企業であるのかは不明。住所自体が小岩井乳業の那須工場と同一になっているので、おそらくその可能性が高い。

20190526

ボタンひとつで

バラ園で有名な神代植物公園(東京都調布市)。一輪しか花をつけていない株があったのでパシャリと。妙に綺麗に撮れた。

スマホの全自動モードでなるべく接近してボタンを押すだけで、このように撮れてしまうのだから、げに技術の進歩というものは恐ろしい。何を今さら、という話なのは百も承知。

バラを見に行ったのは、昨秋に理由もなく秋バラを見に行ったおかげで「秋バラと春バラって何が違うんかいのう?」と疑問に思ったから。春に咲く品種と秋に咲く品種で分かれているわけではないことを知って少々驚く。

こっちはシャク…ナゲではなくシャクヤク。つい取り違えそうになる。これもスマホで接写しただけ。

COOP 6Pチーズ

コープの6Pチーズは「北海道産チーズ20%使用」(ウェブサイト上では、20%以上、となっている)がアピールポイントらしい。
製造は御多分にもれず六甲バター。プライベートブランドの6Pチーズは、プレーンは六甲バター製、カマンベール入りが明治製のものがとても多い。6Pチーズを作っていて他社のPBを引き受けているのがこの2社ぐらいなのだろう。
なお、六甲バターは自社のプレーン6Pは1個15gなのに、PB商品として提供するものは基本的に1個18gになっている。つまり製造ライン自体が異なるようだ。中身に差異があるのかは(食べてみても)私には分からないけれども。

20190524

「冷やし」の季節

やけに夏が来るのが早い。いや、まだ夏ではなく、狂った春なのかもしれないが、とにかく気温が高い。

汗をかくのでリブレのセンサーは剥がれやすくなる。インスリンは熱に弱いので常に冷蔵庫に入れておく必要がある。

バンドエイドの断片で補強したリブレのセンサーと「冷やしインスリン」が、私にとっての夏の風物詩になったようだ。昨年と同じことを書いているのがその表れだろう。

どんな事柄でも風物詩になる、そう考えるとこの世には風物詩しか存在しないのかもしれない。

(リブレのセンサーが剥がれやすいのは、前回のセンサー交換の際、腕の内側に寄せ過ぎたせいでもある。やはり脇を締めるとセンサーを挟んでしまうような位置はよろしくないようだ)

20190522

生きるための

はるき悦巳『じゃりン子チエ』28巻(双葉社、1986)より、チエに店内での冗談を禁止された際の、常連二人組の反応。

飲酒の有無はどちらでもいいが、健やかに生きていくためにとても必要なこと。

仕事に終わりがあること、終わったら気持ちを切り替えられること、冗談を言う相手がいること……と実現するためにはいくらかの条件がある。なるべく条件を満たせるようにガンバっていきたい。

20190520

Lactima Exclusive with olives

個包装だけでなく、全体パッケージ自体も金色のLactima Exclusive。これはオリーブ入りだが、他にポルチーニ入りもあるらしい。さすがの高級タイプ。
17.5g×8個=140gで1セット。基本的にはLactima Creamyに塩漬けオリーブの粒が入ったもので、オリーブはゴロゴロ入っているというほどでも、全く見つからないというほどでもないような分量。ただ、チーズ自体の味が濃いめな上に塩漬けオリーブなので、かなり塩気が強い。これだけ食べるよりはツマミ向きか。
なお、これまで紹介したLactima(Creamy、Gouda)と同じく、販売は輸入チーズで有名なムラカワ。輸入者になっているジャスティス・ジャパンという思い切った社名の会社もムラカワの関連会社のようだ。

20190518

グルコース乱数

今週は糖内の定期受診。特に「お変わりないですね」というような結果で、詳細は月末のまとめに書こうと思うが、血糖測定でまた遊んでみた。

前にもやった3種の測り比べ(「食べ比べ」「飲み比べ」はよく聞く語だけど「測り比べ」はレアかもしれない)。3つの測定を連続して行った結果はこのとおり。

・病院の血液検査(静脈血):121mg/dL
・SMBG(プレシジョン電極・毛細血管血):106mg/dL
・IFGM(フリースタイルリブレ・間質液):118mg/dL

意外なことに、血液検査の数値とリブレの数値はほとんど差異がなく、それに対して、指先の血を自分で測るSMBGの数値は低めに出た。

測る時間、測る場所、測り方、その日の気分……測定値に影響を与える要素が無数にあることを考えるならば、どこかくじ引きのようなところがあるように思える。

あるいは、ビデオゲームにおけるダメージ計算
相手に与えるダメージ=(自分の攻撃力-相手の防御力)÷100×乱数
のようなものと言えるかもしれない。どんな乱数を引くかで微妙に結果が変わってくる。いい数値を出すには、条件を整えていい乱数を引く確率を上げるしかない。

別にいい数値を出せればそれで無問題というわけではないけどね。

20190514

明治北海道十勝スマートチーズ和風だし ほたて

明治の和風だしシリーズ、かつお・昆布と同時に発売されたのはホタテ。何故ホタテ?と思ったが、商品紹介サイトによると、ホタテ(というか貝類)は旨味成分のコハク酸が豊富らしい。ホタテのコハク酸とチーズのグルタミン酸の相乗効果を狙っているようだ。
なるほどちゃんとホタテの風味がする。それだけで十分に個性的ではあるが、チーズの風味のほうが圧倒的に強力なので、ほんのりホタテ味、といったところか。変わり種のようだがそれなりに食べやすい不思議な商品。

20190511

階段を上ろう

ものすごくどうでもいい話だと思いつつも、リブレできれいな階段ができていたので記録。

よくよく考えてみると、棒グラフのルールに反してはいるけれども(棒グラフの起点は0である必要がある)。

20190509

Lactima Gouda

ポーランドからの輸入品。Lactima社のゴーダチーズタイプ。海外製品らしく、パッケージの表面には商品名以外のテキストがない。チーズに限らず日本製品が書き過ぎ、という話かもしれないが。
Lactima Creamyと同じく8個入りなので6Pチーズではない。日本の分類だとプロセスチーズではなく、乳等を主要原料とする食品、となるのも一緒。
食感も大体同じで、かなり柔らかい。独特の後味(悪い風味ではない)が残るのも同様だが、こちらのほうが少し味がまろやかなように思える。
なお、QRコードが示しているのは賞味期限などの食品管理用の情報っぽい。商品紹介ページのURLでも示してあるのかと思ったら違った。

20190505

ぐるぐるぐるこーす

採血後にそのまま放置しておくと(採った血液中の)血糖値は低下していくそうだ。理由は、採血後も赤血球などの細胞がブドウ糖を消費するから。知ってしまえば「そりゃそうだ」という感もあるが、ちょっと驚いた。

脳や赤血球等はインスリンが無くともブドウ糖を細胞内に取り込める、という文を見る度に、
「ソイツらがそれなりにブドウ糖を消費しているはずなのに、何故に私はちょっと糖質を摂取しただけで血糖値が上がりまくるんだze!?」
という疑問が沸いてくる。
特に、脳は大量のブドウ糖を消費する、というような文言を目にすると、
「だったら俺の血糖値はもっと低くてもいいんじゃないのか?それともアレか?俺はロクに脳みそ使ってないってか!?」
と、ほとんど意味不明な八つ当たり状態になる。

無論、人体における血糖コントロールが極めて微妙なバランスで成立している以上、憤ったところで仕方がない。脳や赤血球に対するブドウ糖の売り上げは順調でも、骨格筋や脂肪(インスリンを必要とする細胞)という別のお得意様があまりグルコースを買ってくれなくなったのでは、どうしたって在庫過剰必至なのだ。