20190930

2019年9月まとめ

ノボラピッドを手に入れて1か月、昼飯だけだがまともに炭水化物を摂取できることにより、私のQOLは鰻登りである。海外出張で何度か爆死(馴染みのない料理の糖質量を見積もるのは困難)したりした割には、今月のHbA1cは6.4%(先月6.5%)。
食の喜びを取り戻し、HbA1cもわずかに下がり、体重も増加していない。超速効型インスリン様様である。すっかり味を占めた私は、主治医に「ノボラピッド、1日1食分だけではなくて2食分ぐらい射ちたいッス」と懇願したところ、あっさり認められた。レジメンとしては朝0昼6夜6眠前9、ということになっている。眠前は持効型のトレシーバ、これは変化なし。

さりとて超速効型を使い始めてまだ1か月。カーボカウント含めまだまだ下手っぴである。一通りの知識は頭に入れたつもりであっても、経験値が足りていないのは明らかで、リブレのグラフにも凸凹が目立つ。当面の基本目標は食後ピーク180mg/dL以下、低血糖は回避、HbA1cは6%台前半、といったところだろう。
それと、血糖値関係以外のパラメータにも気を配っておかねばならない。8月の血液検査(ノボラピッド処方前)では、
・総コレステロール:244mg/dL(高い)
・HDLコレステロール:80mg/dL(やや高い)
・LDLコレステロール:測ってないが多分やや高い
・中性脂肪:38mg/dL(低い)
という典型的な糖質制限パラメータ。糖質を摂取しだすことによって、これがどのように変化していくか。1型糖尿病は生活習慣病ではないとされるが、当然、他の生活習慣病を免れるものではない。HDLコレステロール(いわゆる善玉)が低値、中性脂肪が高値、というような事態は避けたいものである。

ちなみに、リブレのグラフで、変な時間帯に上下していたりするのは海外出張時でも時刻を修正しなかったため。時差に合わせてリブレの時刻を修正するとグラフが繋がらなくなるし、持効型インスリンの注射時刻をなるべく日本時間で管理したかった(トレシーバは注射時刻に多少の融通が利くけど)ことが理由である。

20190928

ローソンストア100バリューライン ベビーチーズ カマンベール入り

ローソンストア100のプライベートブランド・バリューライン。ベビーチーズではなぜかスモーク味だけ個別ページがあり、このカマンベール入りなどは個別ページがない。
カマンベールパウダー配合率は3%。製造元(ヨシダコーポレーション)が同じヤオコーのカマンベール入りと感想は同一で、カマンベールの風味はしっかり感じるが、食感はクリーミィというより割と硬め。

20190926

遠くへ

1週間ほど海外出張に行っていた。場所は欧州のどこか。次はプライベートで訪れたい、と思えるほどには素敵な土地であった。写真はあまり特徴のない大通りだけれども。

飛行機に乗るたびに、インスリン注射セットとリブレのセンサーが手荷物検査で引っかからないか心配になるが、今回も何事もなく通過できた。日本語ならともかく英語で説明できる自信がないので、前回の海外出張と同じく英語サイトの説明を印刷して持って行ったが出番はなかった。

それと、今回は特別機内食を頼んでみた。ANAのこのページにある「糖尿病対応ミール(DBML)」というもの。機内でインスリン射つのも面倒だったので、射たずに済む可能性があるかと思いリクエスト。
基本的には「脂肪分の少ない赤身の肉や、繊維質の多い食物、新鮮な野菜、フルーツ、パン、シリアルのミールです」という説明書きの通りのものがでてきた。米飯は無し、サラダ系多め、デザートはハーゲンダッツではなくリンゴ、主菜は鶏胸肉のグリル(往路)・白身魚の蒸し焼き(復路)といったところ。
脂質はかなり控えめ、炭水化物はそこそこ控えめ、塩分も控えめ。要は総合的になんとなくヘルシーな食事。パンやジャガイモは有りだったし、朝食についてきたヨーグルトも加糖のものだったので、糖質制限食とはちょっと異なる。2型糖尿病の方の食事療法用だと捉えるのが妥当だろう。


帰路、飛行機の窓から撮った「夜明け前」。あと1時間ぐらいで羽田に到着するぐらいのタイミング、確か新潟上空辺りだったと思う。トイレに立つことを考えると圧倒的に通路側の席がいいのだが、窓側もなかなか悪くない。

20190916

ローソンストア100バリューライン ベビーチーズ プレーン

「100円ローソン」ことローソンストア100は、ローソン本体とは別に、バリューラインというプライベートブランドを有している。かつてのSHOP99の流れもくんでいる会社らしいので、ローソン本体とは別系統と見なしたほうがいいのかもしれない。
ベビチもローソンセレクトのもの(六甲バター製造)とは異なり、ヨシダコーポレーション製。味はまぁ普通のプレーンなプロセスチーズである。
ちなみに、ヨシダ自身が販売しているベビーチーズは1個13gだがこれは1個15g。大きさによって微妙に食感が異なってくるものだが、ベビチにとってベストな大きさ・重さはどれぐらいなのだろうかね?

20190914

ぱんぴーまん

ノボラピッド先生のおかげで、今週も引き続き昼食時に「パンおいしいねん」状態が続いている。通勤時にコンビニでパンを買い、昼休みに食う。ちゃんと職場に行けているのは、それが楽しみだからかもしれない。

最近、感動してしまったのはこんがりチーズオニオンスティック(セブンイレブン)。もセブンのパンを挙げていたが、他のコンビニのパンよりも妙に「そそる」のである。何故だか分からないけれども。

なお、カーボカウントによる血糖値コントロール自体は成功したり失敗したり。最も切ないのは、食事から2時間後は高血糖なのに、5時間後は低血糖になっているパターン。作用の開始時間も終了時間ももっと早いインスリンがあればいいのに、と思うが、武器に文句をつけるよりも先に自分自身の技量を磨くべきなのだろう。


パンとは別にハマっているのが、ピーマンをそのままレンチンしてまるごと喰う、というもので、先月、帰省した際に母から教わった。このあたりが発信源かもしれない。包丁を使わずに緑黄色野菜を摂取できるのが本当にありがたい。
ベビーチーズおじさんとしては、3分レンチン→ちょっと穴開けてベビチ詰め込む→1分レンチン、が非常に喜ばしい。ピーマン3個あたりベビチ1個ぐらいの割合で十分。コショウふったり醤油1滴たらしたりしてもいいし、ベビチの種類によっても味が変わるのが楽しい。ベビチ1個なら50kcal、塩分0.5gぐらいなので、割と気軽にいける。

20190911

YSベビーチーズ(ブラックペッパー入り)

ついに入手することができたCheese.co.jpことヨシダコーポレーションのベビーチーズ。これまではヤオコーBig-Aのプライベートブランド商品の製造元としてしか発見できていなかったが、オリジナル製品をようやくゲット。
会社の規模が他のベビチ製造元と比較すると小さく、本社も工場も中京圏なので他の地域にはあまり出回っていないのかもしれない。私の故郷から割と近くにある会社ということもあり、気持ちとしては応援したくなるところ。
プレーンなども当然あるのだが、今回、手に入れられたのはブラックペッパー。味ごとにシールの動物が違うそうで、ブラックペッパー味はパンダが描かれている。理由は不明。
食した感想はそのまま――黒胡椒味のベビーチーズ。ただ、ベビチは概ね1個15g(雪印は12g)が標準的なのに対して、1個13gというのは少しだけ珍しい(同社製造でもPB製品は1個15g)。

20190908

秋桜カーボ(無関係)

 
昭和記念公園(立川市)のコスモスが盛りを迎えたという記事を目にしたので、フラリと立ち寄ってみた。現地で、去年もこの時期に来てなかったっけ、とようやく気が付く。

昨年のこの時期はまだTABACCOとニコチンからの誘いが来ていたようだ。禁煙して約1年半が経過した現在では、タバコから便りが来ることもほぼない。もっとも、嫌煙家になったわけでもないので、それ故に喫煙所・喫煙席にはあまり近づかないようにしている。何かの拍子に1本吸ってしまったら元に戻ってしまいそうで怖い、この感覚だけはずっと続くのだろう。

さて、昨年と現時点の最大の違いはやはり超速効型インスリンの有無だ。昼食時のみノボラピッドをちょいと入れて、主にコンビニパンをほっこり顔で食している。1年半ほど小麦のパンをほぼ絶っていたせいもあるだろうが、セブンイレブンのパンが美味い。チキンカツサンド生ハムクリームチーズサンドが欲望に正直で非常によろしい。

糖質を40g~60g程度、ノボラピッドを4~6単位にして大好評実験中。もちろん好評なのは私に対して。今の私だとインスリン1単位あたり糖質9~10gが妥当のようだが、色々なパターンが出てくるのが面白い。

ちょっと失敗パターン。夕方には血糖値100mg/dL前後まで戻っているので、全体的には帳尻があっているのだが、食後血糖値のピークがリブレで225mg/dL、SMBGで183mg/dLと高い。昼食後の血糖値上昇速度に対してノボラピッドの作用が間に合っていない、ということになる。このピークの値を180以下に抑えたいところ。

低すぎィ!パターン。昼飯食ったのに血糖値が上がらないどころか下がりだし、低血糖気味になっている。明らかに糖質摂取量が低く、インスリンが過多。色々と補食して少し高めの血糖値まで持っていっている。

 
これはほとんど成功と言っていいだろう。食後血糖値がやや高めの人、という範囲に収まった。糖質の消化吸収速度を抑制するため、ノボラピッド注射してから真っ先に食物繊維系の食物を摂取し、そこから他の皿を食べたのが功を奏したのかもしれない。同じようにやっても再現できる保証は全くないのだけれども。


そういえば、いろいろなカーボカウントの解説で400ルールとか1700ルールとかいったものが出てくる(たとえばここ)。解説によると400ルールは、インスリン1単位で処理できる糖質量、1700ルールはインスリン1単位で下がる血糖値の目安を算出するための式である。
どうもこれらの解説は「既に1日に4回インスリンを注射しており、1日の基本的なインスリン総量が既に決められている」人に向けられたもののようだ。既に(カーボカウント以外の計算方法で)インスリン注射している人がカーボカウント法を導入する際、参考にする計算式であるっぽい。
私のように、とりあえず昼食だけカーボカウント法でやってみます、という場合は当てはまらない。計算式に「1日のインスリン総量」が出てくるのだから、それが決められていない人には適用できないわけだ。

20190904

ローソンセレクト カマンベール入り6Pチーズ

ローソンセレクトのカマンベール入り6P。他のローソンセレクトと同じくQ・B・B製であることがアピールされている。
現時点では、Q・B・B自体の商品ラインナップにカマンベール入り6Pは存在しないが、カマンベール入りベビーチーズは販売されている。カマンベールパウダー3%使用という点も同じなので、中身としては同じものと推定したくなるところ。
ただ、食感としてはそれより微妙に柔らかくクリーミーな気がしなくもない。パッケージには記載がないが、ローソンの商品紹介ページには「クリームチーズを約25%配合」と書いてある。既製の商品のパッケージを変えているだけではなく、ローソンセレクト用のオリジナル配合である可能性も無きにしも非ず。