20180731

2018年7月まとめ

2018年7月の1型糖尿病関係(正直、生活の全てがこの病気に関わってくるのだが)まとめ記録。

血液検査

定期通院で血液検査。HbA1cは6.5%と先月からマイナス0.1%。血糖値は126mg/dLと高めだが、これは血液検査1時間前に少し摂食したためのようだ。病院の血液検査まで頑張れずに低血糖気味になると食わざるを得ない。
高めだったコレステロール系の3項目と血中尿素窒素(BUN)は基準範囲内まで低下。獣脂・獣肉を少し控えめにしているおかげかどうかは分からないが、高すぎるよりはいいはず。一方で中性脂肪は28mg/dLと引き続き意味不明な低値。これで体重が減っているなら理解できるのだが…。
そして、アルブミン、クレアチニンの数値はギリギリ基準範囲内。まだ腎症は始まっていないと思いたい。

血糖値変動・インスリン

相も変わらず基礎インスリン療法のみ。トレシーバを5~6単位打って寝る生活。
暁現象についてはどうにもならないようだ。成長ホルモンの仕業かコルチゾールの仕業か知らないが、起床時の血糖値が高めなところに朝食分の糖質が入る。そして朝食を食べたからといって打つインスリンは所持していない。なのでどうしても午前中は高血糖気味になる。
以下は例によってリブレのグラフ。やはり私の場合、リブレの数値は低めに出る傾向があるっぽい(SMBGよりも高めに出ている時期もあったが)。

目と口と

4か月ぶりに眼科で網膜症のチェック。未発症。次回からはかかりつけの眼科(現在は総合病院内の眼科)でOKとのこと。土日診療しているところに行けばよくなるのはありがたい。
10年ぶりの歯科検診については、こちらに書いたとおり。虫歯(C1)1本と初期歯周病。

体重・その他

体重増加がついに止まった。最近は59kg~60kgの範囲を行ったり来たり。身長172cmなので適正体重だろう。インスリン注射を始めてから継続して体重が増えて(取り戻して)いたが、ちゃんと適当なところで止まるものなのだなぁ。
1型糖尿病と診断されて初めての夏を迎える。冬よりも考えなければならないことが多くて明らかに面倒くさい。

こころ

中旬ごろガッツリと落ち込む。今年に入ってから連続的に発生してきたストレスに耐えられなくなったようだ。幸いなことに睡眠に影響は出なかったので、なるべく睡眠時間を長く確保し、あとは寝起きに無理やり笑顔を作るようにしていたら回復した。「自分が1型であること」はもちろん頭では理解しているのだが、心でそれを受容するにはもう少し時間がかかるのかもしれない。

明治北海道十勝カマンベール入り6Pチーズ

明治十勝チーズのカマンベール入り。これはプレーンのような「ほろほろ食感」タイプではなく、カマンベール入りらしいクリーミーなまったりタイプ。KRAFTのものほどは柔らかくはないが、好みの問題になるだろう。
明治の6Pチーズは、箱の裏面に小さな丸い空気穴(?)が付いている。何の意味があるのかはよく分からない。そして…製造所は十勝かと思いきや「長野県佐久市」と書いてある。原材料のチーズor牛乳が十勝産ということなのかしら。

20180729

(歯周)ぽけっともんすた

糖尿病と関わる疾病といえば三大合併症やら大血管症やらが挙げられるが、口腔内のケアにも注意しなければならないというのは、それなりに重要な話。

歯医者というトラウマゾーンには、ここ10年ほど足を踏み入れていなかったのだが、慢性高血糖になって日が浅いうちに一度チェックしてもらうのが得策だろう、ということで歯科検診を受けてきた。

結果、虫歯についてはC1(軽微)が1か所だけ。10年ほったらかしにしていた割には良いスコアだろう。来週、治療を受けてそれで終わるっぽい。

歯周病のほうは軽度歯周病になっているところがチラホラ。いくつか4mmぐらいの歯周ポケットがあるそうで、今後クリーニングと歯磨き指導で改善を目指すとのこと。これも2月まで喫煙していた割には悪くないほうだと思う。正直、もっと悪い結果を想定していた。

ちょっとややこしいのは親知らずで、生えている4本のうち、斜めに生えているのが1本、半分ぐらい埋まっているのが2本。後々のことを考えると抜いちまったほうがいいらしいのだが、これまで痛くなったことも虫歯になったこともない。しかも糖尿病の人は抜いた後の回復がよろしくない場合があるらしい。「これについては1型糖尿病のほうの主治医とも相談しながらおいおい方針を考えましょう」ということになった。


余談……今回が私の人生において3つ目の歯科医院になるが、ここの天井もこれまでの2院と同じくトラバーチン模様だった。寝転がって口を大きく開けながら天井を見つめ、波のような縞模様に何か法則性はないか、と考え続けるのが私の歯科治療。

Q・B・Bチーズデザートベジ キャロット&ゴールデンパイン

私としては位置づけがちょっと分からないQ・B・Bのベジシリーズ。これはキャロット&ゴールデンパイン。同シリーズにはアボカド&キウイもあるが、このキャロット入りのほうが明確に「ベジ」ではある。
人参臭さみたいなものは感じない。パインとの組み合わせなので、ほどほどの甘味プラス酸味といった具合。食べやすい反面、人参入りである必然性が分かるような分からないような……。

20180726

ロルフ ベビーチーズ(プレーン)

ロルフ(宝幸)のベビチ紹介としては7個目。ようやくプレーンをup。おつまみ志向の変わり種系は「おとなのベビーチーズ」という名称だが、これはそのまま「ベビーチーズ」。
ただまぁ、食べてみると普通にプレーン(そりゃそうだ)。プライベートブランド系含め、ロルフ製造のものは若干、柔らかい傾向があるような気がしないでもないけど。

20180723

YOKOHAMA-VOX

昨日はYOKOHAMA-VOXというものに参加してきた。患者会系のイベントに参加するのは初めて。東日本最大というだけあり、参加者は200人ぐらいいたそうだ。

懇親会には参加できなかったが、グループディスカッションもシェアリングも全部、出た(我ながら自分の発言はグダグダだったと思う。同じグループだった方ごめんなさい)。「みんな強いなぁ、たくましいなぁ」というのが素直な感想。いかんせんオイラはすぐ考え込んでしまう。頭でっかちの宿命。

この人はあそこのブログ主さんっぽいな、という人にも複数、遭遇したのだけれども、特段、誰とも連絡先を交換したりはできなかった。せっかくの機会だというのに…人見知りにもほどがある。

なお、一番、強烈だったのは招待講演のお医者さんがオラタンプレイヤーだったということ。YOKOHAMA-VOXだからといってグリスボックやシュタインボックは出てこなかったが、2000年前後の甘美でヘビィな思い出が甦る。あの会場で私以外にネタが分かった人はいたのだろうか?
(実のところこの招待講演者の方は、医学生時代に御自身も1型糖尿病を発症して、糖尿病専門医になって、アメリカのジョスリン糖尿病センターでも研究して…という凄いお医者さんだったのだけれども…)

20180721

dropped out

東京都庁の45階から下を見ても、ほとんど恐怖を感じなかった。私の場合これは精神的に弱っている兆候だったりする。

そのような状況で働いていると、職場で危うくネジがとびかけたので正直に上司と話をした。「既にお話ししているとおり私は1型糖尿病だが、どちらかというと今は精神的にテンパっているので、これ以上、仕事の種類と量が増えるとメンタルが保たないかもしれない」と。

思い返してみると、今年は2月に1型糖尿病と宣告され、4月には人事異動で別部署へ。以降は休暇も取らず炒飯もカレーライスも食べずに混沌の中を勤務してきたのだから、ここいらで限界を迎えたのだろう。もしかすると禁煙うつとやらの影響もあるのかもしれない。

なにはともあれ、上司は私の話をちゃんと聞いてくれ、仕事の調整を約束してくれた。それに加え、逆に夏休みの取得を約束させられた。

このことは私にとって一つのターニングポイントになるのだと思う。これまで、私にとって仕事は「断ってはいけないもの」だったのだが、今回は明確に「(気力の限界なので)もう無理」と意思表示をした。今なお「期待を裏切ったのではなかろうか。本当にギブアップしてもよかったのだろうか。」と思い悩みはするが、もう引き返すことはできない。

「1型糖尿病になっても健康な人と同じように仕事ができます」ということも、「1型糖尿病になったので、この働き方は不可能です」ということも、その両方が真であっても構わないはずだ。

20180719

しがみつくに足る事由

特段、理由もなく東京都庁の展望室に行ってきた。無料で入れるというのが意外なほど、よい眺めだったように思う。前回は約20年前、中学生時代の修学旅行で来ているはずだが、その頃、どのような風景を見たのかは記憶がない。

ついでに新宿を徘徊する。以前は毎週のように来ていたが、郊外に引っ越してからはご無沙汰である。なので、色々と入れ替わっている店や建物があることに気が付く。
その後、人と会う約束があったので中野の街も訪れてみた。サンモールもブロードウェイも、見たことのある店と見たことのない店のつづれ織りになっていた。

全てを同時に見ることはできないし、全てを書き留めておくこともできない(し、その必要もない)。すなわち、全てを読み終わることもない。
半壊した膵臓にしがみつき続けるには、これだけで十分な理由になると思う。

小岩井オードブルチーズ サラミ

小岩井オードブルチーズシリーズのサラミ入り。
炭水化物の数値に幅があるのはなぜだろうか。このシリーズは全て「熟成チーズ&発酵バター入り」だそうで、チーズそのものは他の小岩井系と同じくコクがある感じ。サラミの味・分量などは普通っぽい。

20180715

補食を捕食

ブルクラッシュ…じゃない、ララクラッシュが血糖値管理のための補食として便利だ。1個糖質2.5g(エリスリトールを除外すると2gぐらいか?)で8kcal。難消化性デキストリン入り。
ヤバめな低血糖の時は純粋なブドウ糖を使うわけだが、「このままいくと低血糖になるかもしれんからちょっと糖質入れとくか」というときにはララクラッシュを使うことが多い。難消化性デキストリンのおかげで、純ブドウ糖ほど急激に血糖値が上がることがない。タンパク質・脂質を含まず低カロリーなので、純粋に血糖値のことだけ考えて食べればよいのも好都合。

低血糖予防のための間食としては、個包装タイプのものであれば割と普通のお菓子でも大丈夫であることに気が付く。ビスコは2枚入りタイプ1包装で糖質5g強。ブルボンのフロールは1個で糖質5.8g。実はルマンドも1個糖質5.1gなので「ここらで血糖値20mg/dLぐらい上げとくか」という時に使える。
もう少し細かく刻むのであればハイカカオ系のチョコレートが便利。たとえばチョコレート効果は86%のものであれば1枚で糖質1gなので使いやすい。
(実際は摂取した糖質量どおりに血糖値が変化することなんてないのだが)

同じぐらいの糖質量でも、実は低糖志向のお菓子は使いづらい気がする。かの有名な(?)くるみとココナッツのキャラメリゼは1袋食べても糖質5g台なのだが、エネルギー自体も250kcal。毎日食べたいほど美味いのだが、カロリーオーバーの危険性がある。
低糖系食品は「低糖質だが高満足感」を志向することが多いので、糖質の割にタンパク質・脂質が高いことが多い。カロリー確保が課題というわけでもなければ、血糖値管理のための間食として利用するにはややリスキーだと思う。

20180714

Q・B・Bチーズデザート ベリー・ベリー・ベリー

他と比べて商品名がややはっちゃけ気味な気もするチーズデザートのベリー・ベリー・ベリー。ラズベリー、ストロベリー、ブルーベリーの3種だそうだ。決してベリートゥベリーではない。
食べてしまうとさすがに3種類のベリーの味を判別するのは不可能だろう。チーズとベリーの相性は良好だし安定した味なのだが、感想としては、ベリー類の味がする、という文言に落ち着かざるを得ない。

20180712

マリンフード ミルクを食べるベビーチーズ サラミ入り

マリンフードのサラミ入り。他社のシリーズでもサラミ入りは複数見かける。ベビーチーズの中ではアーモンドなどに次いでメジャーな具と言えよう。
名称どおり、サラミの粒々が入ったベビーチーズ。期待どおりサラミの味がするが、すごいサラミ感というほどではない。とても普通。
なお、ベビーチーズといえば1個15gが基本線だが、この商品だけなぜか1個14g。

20180708

物見遊山だけが人生だ

休日が来るたびに、縁もゆかりもないところに行って歩き回っている。行先の選定に特に根拠はなく、忍城址(行田市)だったり、隅田公園(墨田区)だったり、百草園(日野市)だったり、高井戸駅(杉並区)だったり、北山公園(東村山市)だったりする。

「私はこの人生で何か残すことができるのだろうか」と自問自答した時期もあったが、今はあまり気にしないようにしている。痕跡を残さぬほうがきっと難しいし、何かが残るなら勝手に残るだろう。

それよりも物見遊山だ。せっかくこの世界に生まれついたのだ。近場でもなんでも、ひたすら見て回るのだ。得られるものが何もなかったとしても、見られるだけで十分なはずなのだ。

写真は玉川上水(福生市)。用水路を渡る電車(青梅線)という光景が妙に面白かったので撮影。

20180707

明治モッツァレラ6Pチーズ

北海道十勝シリーズとは別扱いの、明治モッツァレラ6P。不思議なことに、表面でアピールしているのは「クリームチーズ30%使用」(実は裏面に「モッツァレラ60%使用」と書いてある。あとの10%はなんだ?)。
結局、フレッシュチーズらしく瑞々しく滑らかということが売りのようだ。実際に食べてみるとそのとおりの食感。ただし、さすがに生モッツァレラのようにモチモチはしていない。味は濃厚というよりサッパリ軽め志向っぽい。

20180705

Q・B・Bベビーチーズ(アーモンド入り)

メジャーレーベル、Q・B・Bのアーモンド入り。他のPBシリーズのアーモンド入りは既に色々とupしているのに、今頃Q・B・Bのものを紹介(別に紹介の順番に深い意図はない)。
とても普通のアーモンド入りベビーチーズ。Q・B・Bに関して言えば、プレミアムの贅沢アーモンドが優秀なので、ちょっとぐらい高くてもそっちを買ってしまう。もしかすると不遇の商品かもしれない。

20180703

「夏です」と

「夏だ」

インスリン注射をするようになって初めての夏。このペプチドホルモンは一定以上の温度で変性してしまうので、温度管理に気を付ける必要がある。

インスリンの取扱いは「使用前は冷蔵庫(2~8℃)。開封したら常温(1℃~30℃)」と、製薬会社の注意書き(PDF)に書いてある。なので、現在、開封前のインスリンは辛子や生姜のチューブと並んで冷蔵庫のドアポケットで保存されている。
問題は開封後だが、正直、冷蔵庫に入れてはいけない理由があまり理解できないので、結局、冷蔵庫に入れてしまっている。凍らせなければOKなのでは?

他に温度の制限がありそうなのは、SMBG(血糖値測定)のための電極(私の場合はSMBGもリブレ利用なので、プレシジョン血糖測定電極)。測定にはグルコースデヒドロゲナーゼという酵素を利用しているので、失活しないようにしなければならない。
が、結局のところ、電極は室温で保存している。説明書には保存条件が4℃~30℃と書いてあるが、使用可能な温度は15℃~40℃とも書いてあるので、40℃超えなければOKだと勝手に判断した。実はダメなのかもしれんが。

あと、リブレのセンサーも酵素を使っている気がしたのでどうするか考えた。なんと説明書には保存は4℃~25℃と書いてある。インスリンよりも厳しい。しかし、使用環境条件は10℃~45℃とある。そもそも14日間、自分の身体に貼りついているわけだし、風呂にも入れるのだから、そこまで高温に弱いわけでもあるまい。というわけでセンサーも室温で保存している。メーカーの推奨は4℃~25℃なのだから、あくまで独断。

リブレのセンサーといえば、夏は汗をかくので、テープが剥がれやすくなってきた。補強材に何を使うか色々と迷った結果、バンドエイド(ばんそうこう)を使っている。
1週間はもたないかもしれないが、今のところ異物感もなく悪くない感じ。