20200229

2020年2月まとめ

気がついたら1型と診断されて早2年が経過していた。トレシーバとリブレとのお付き合いも既に2年ということになる(ノボラピッドをお迎えしたのはかなり後でまだ半年)。リブレはほぼずっと右腕か左腕にくっついている。トレシーバは就寝前にほぼ必ず注射している。
トレシーバの打ち忘れが2年間で1回だけというのは、自画自賛に値するだろう。毎日21時30分に、傍から見ると理由もなく唐突に鳴動するスマホのアラームが注射の合図。幸いにして今のところインスリン抗体もできていない(気がする)。重畳重畳。

そんな2月だが、特に報告すべきこともなし。通院もなかったのでほぼ何も分からない。

リブレの数値だけは病院に行かなくても分かる。推定だとHbA1cが6%を切っているが、低血糖時に数値が押し下げられている感があるのであまり喜べない。もっと言えば、月の後半に使ったリブレのセンサーは精度が微妙だったので、そもそも本当は低血糖になってすらいないかもしれん。
されど、注射するインスリン量があまり多くない割には、それなりに血糖値コントロールができているのではなかろうか。もしかすると多少の内因性インスリンがまだあるのかもしれない。来月の通院で、前回測ってもらったCペプチドの数値が分かるはず。それで少しは状況が分かることを期待。

リブレ以外に病院に行かなくても分かる数値といえば体重ぐらいか。実のところ1型であっても体重コントロールは割と死活問題だと思う。肥満によるインスリン抵抗性が発現してしまうと、血糖値管理がなおさら困難になるので過剰な体重増加は避けたい。逆に体重の急減は代謝異常のサインかもしれない。
毎日、同条件で体重計に乗るのが体重管理の基本ということで、朝、シャワーを浴びる前に下着のみで計測する習慣。そのおかげか60kg前後で安定している。昨日は食べすぎたな、と思いながら体重計に乗ると300g増えていたり、腸活成功後は200g減っていたりと、細かい状況変化が割と数値に反映されるのが面白いところだ。もちろん毎日毎日、真剣に一喜一憂してしまうのも健全ではないと思うが。

20200223

ついついついつい

なんだかよく分からないけれども、この世界には1型糖尿病になる人とならない人がいる。
同じような生活習慣だけれども、2型糖尿病になる人とならない人がいる。
HbA1cの数値は似たようなものだけれども、合併症が進行する人としない人がいる。

あまり頑張らなくてもさしたる問題が生じない人もいれば、とても頑張っているのに具合がよくない人もいる。

2型の人とか、HbA1cが高めの人に対して「やれることがあるんだからもっと頑張ればいいのに」だなんてことを、ついつい思ってしまうのだけれども、2型糖尿病がよくならない人は運動療法や食事療法を頑張っていない、合併症が進行している人は血糖コントロールを頑張っていない、と決めつけることは、恐らく誤りだ。頑張ってもどうにもならない領域は、きっと存在する。

だからと言って、努力なんて無駄、とか、頑張る頑張らないは個人の勝手、とまでは思わないが。

20200217

ハイポtktハイパーkkt

低血糖は英語だとhypoglycemia、高血糖はhyperglycemia。音訳してカタカナで書くとハイポグリセミアとハイパーグリセミア。

hypo-(ハイポ)は「下回る」という接頭辞なのだが、hyper-(ハイパー・「超える」)と響きが似ている上に、日本語だとハイパーのほうが馴染み深く、頻度が高いのでよく混同する。hypoglycemiaという語を見て「高血糖」と誤認することがしばしば。

ちなみに、日本語をそのまんま逐語訳したような、low blood sugar、high blood sugarでも通用するらしい。lbs、hbsのようなアクロニム(頭文字語)で表現したりするのだろうか?日本語に当てはめると低血糖をtkt、高血糖をkktと略すようなものだが。

なお、tkt、kktは同じような発想をする人がいなくもないようだ。医療現場で使われてはいないと思うが。

20200211

こども靴


息の白い冬の朝、横断歩道で見た光景。押しボタンの上にこども靴が片方だけ。

何があったのか、つい邪推してしまう。"For sale: baby shoes, never worn"のような話が背後にあるのだろうか?

なんかのトラップだったらイヤだな。敢えて珍妙な光景を演出しておいて、それを撮影してウェブにアップした輩をあぶり出そうとしている、とか。そんなことをしても何の益もなく、有り体に言って意味不明としか言いようがないが。

20200206

センサーを交換する曜日

ここ半年ほど、金曜日の夜にリブレのセンサーを交換するというサイクルだったが、今回は木曜日夜の時点で交換してやった。センサーが使えるのは14日間なので、有効期限を1日残しての交換ということになる。

理由は、土曜日にある程度の計測精度を確保したくなったから。リブレのセンサーは、交換後しばらく不思議な数値になるということは既に公知。金曜の夜に交換した場合、そこから24時間程度、つまり土曜日の日中は精度が安定しないということになる。

このところ土曜日は、人と会ったり外出したり自動車を運転したりする機会が多いので、少しでも低血糖のリスクは回避しておきたいという御事情。500円玉ぐらいのちっぽけなセンサーを交換する曜日が、自身のQOLに影響するというのも面白い。

なお、このところ3回連続で交換時に流血沙汰になっていたが、今回は出血しなかった。まぁ、出血してもセンサー異常がでたことはないけれど。

20200205

オーガバン

関東のスーパーで見かける鬼まんじゅうには、何故かあんこが入っていたりする。彼/彼女らを鬼まんじゅうと認めてよいかが目下の悩み事。

実家にいたころには、そこまで大好きな食べ物というわけでもなかったが、郷里を離れると、妙に愛らしく感じる不思議な食べもの。遠きにありて思ふもの、か。ちなみにこんなサイトも。