20190804

しんこうせいししょうかくひしょう

珍しく改善事項――良くなったことがあったので記録。進行性指掌角皮症がかなり良化した。最悪の時期と比較するならば、ほとんど治癒と言ってもいいかもしれない。

もともと、冬の乾燥期に右手親指の皮膚が角化して剥けまくり、春になると症状が治まる、というのを繰り返していた。されど、一昨年ぐらいから春になっても治らず、年間通して親指はグロ画像状態になっていた。最も酷いときでここにある写真の1.3倍ぐらいの範囲(付け根を含めた親指全体+掌の一部)が角化しているという有様だった。

放置しておくと角化部分がさらに拡大し、マジで右掌の皮膚が全て剥けかねなかったので、本腰を入れて対策に乗り出してみた。
まだ少し厚ぼったく、カサカサしているところがあるため、完全決着するまでは保湿に努めたいところではあるが、作戦自体は成功と見なしてよいだろう。

対策自体は極めてスタンダードで、皮膚科や製薬会社のウェブサイトに書いてあることをほぼそのまま実施した。つまり「水仕事で刺激を与えない」「保湿する」の2つ。私の場合、それらに加えて「自ら剥かない」も課したので計3点か。

水仕事の際は右手だけビニール手袋を使い、洗剤に触れないようにした。保湿は最初の2週間はウレパールクリーム10%を使い、角化が治まり始めてからはヴァセリンのハンドクリーム(ハンド&フィンガー)を絶やさず塗り続けた。なお。途中でウレパールから切り替えたのは尿素10%のクリームをあまり連用し続けないほうがいいかと思ったため。

対策が困難で、それ故に効果が高かったのは3つめの「自ら剥かない」。仕事中に無意識のうちに角皮を引っぺがしてしまう、という習性がなかなか止められなかった。恐らくストレスによるもので、皮膚むしり症と言ってもよかったのかもしれない。よって、仕事中は右手だけ白い手袋(自動車運転用)を装着し、物理的にブロックすることした。

これらの対策を1か月半ほど続けることで、上の写真のような状態まで持ってくることができた。最近はあまり、何かが治った、という経験をした覚えがなかっただけに嬉しい。「治る」ことが「元に戻る」ことに過ぎないのだとしても。

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