20181118

通院しながらボヤッと思うこと

現在の私が通っているのは公立の総合病院。外来は平日しか受け付けていないので、仕事を休んで行くことになる。いつも半日休をとって、早朝に病院の門をくぐっている。
そして、これまたいつものことだが10時ごろになると、外来患者でごった返す待合室で「こうしている間にも職場のメールには、面倒くさい案件が次々と届いているのだろうなぁ」と思う。スマホでメールチェックできないこともないが、どうせ午後には出勤するので、敢えて見ないようにしている。

「50年前、100年前であればもっと世界はシンプルで、牧歌的に仕事ができたのだろうか」などという夢想も頭をよぎるが、よくよく考えると100年前はインスリン発見前。恐らく生存自体が困難であろうことに気が付く。50年前を想定しても、インスリン注射においても血糖測定においても、今とは比較にならないぐらい不便であるようだ。安易な懐古幻想から現実に引き戻してくれる、IDDMの密かな効果。

年次有給休暇を使って通院しても、今のところ現状維持と言われるだけ。診察時間は約5分。血液検査と処方箋入手のために来ているようなものかもしれない。
街中の糖尿病クリニックであれば土日にやっているところもあるので、そちらに通ったほうが何かと融通が利くのかもしれないが、今の総合病院には「血液検査の結果がその日に分かる」「先進機器が入りやすい」というメリットがある。元々クリニックから総合病院を紹介されたという経緯もあるので、前のところに帰してくれとは要求していない。

通院の最終フェーズはお会計。領収書と診療明細を受け取りながら、今年の医療費が10万円を超えるかどうかを気にしている自分がいるが、超えるかどうかは微妙。超えたとしても、わざわざ確定申告して医療費控除の対象にする価値がある額になるのだろうか。他に還付を受ける要素もないので、確定申告して還付金500円とかいうオチもありうる。

2 件のコメント:

  1. おはようございます。初めてコメントします。私は1型発病2年半の56才女性です。最近は個人病院でも、進歩して検査結果AICも直ぐに分かるようになりました。毎月有給休暇取りずらいので、来年からは総合病院からクリニックに転院しようかと、思いますが、緊急事態を考えると、今一歩思案中

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  2. コメントありがとうございます。
    なかなか悩ましい問題ですよね。合併症のことを考えると総合病院のほうがいいかもしれませんし、総合病院の待合室の混雑っぷりを見るとクリニックのほうに行きたくなります。
    私の場合は、(やむを得ず)糖質制限しているので腎臓系や脂質系の検査結果を早めに知りたい、というのも総合病院に行っている理由だったりします。

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