20180908

パンとチーズの国

結局、海外出張に行ってきた。行先はフランス。日本との時差7時間、飛行機で12時間。お仕事なのでほとんど行って帰ってくるだけ。出張が確定して翌々日に出発するには、ちょっと行先が遠すぎるんじゃないですかね。

リブレは付けっぱなしで、インスリン関係や血糖測定関係は全て機内持ち込みにしたわけだが、航空機搭乗・出入国においては全く何も聞かれず、事前の心配は全て杞憂に終わる。空港とかその時の担当者によるのかもしれないけど(ちなみに、今回の空港は羽田とシャルルドゴール)。



血糖コントロールそのものはやや乱れた。といっても、それはフランスがどうこうではなく機内食のせい。糖尿病食を頼むこともできたが内容がよく分からず、「カロリー制限で脂質を絞った結果、糖質はむしろ過多」と裏目にでる可能性もあったので、敢えて通常食で突貫した。……が、結局のところ炭水化物カーニバルで爆死。機内食はなるべく控えめにして、保険として持ち込んだSOYJOYやバタピーも活用したが、高血糖は避けられなかった。

フランスに入ってからはスーパーマーケットなどを活用したので、それほど苦労はしなかった。やはりチーズがひたすら美味いし安い。
されど、あれだけブーランジュリー(パン屋)が並んでいる小麦の国で、ほとんどパンを食べることができないというのは、自分に対して残酷なことをした、と言わざるを得ない。速効型のインスリンと一緒にパリの街を歩いてみたかった(ちょっとだけクロワッサンをかじったりはした。それがひどく美味しかっただけになおさら)。

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