採血後にそのまま放置しておくと(採った血液中の)血糖値は低下していくそうだ。理由は、採血後も赤血球などの細胞がブドウ糖を消費するから。知ってしまえば「そりゃそうだ」という感もあるが、ちょっと驚いた。
脳や赤血球等はインスリンが無くともブドウ糖を細胞内に取り込める、という文を見る度に、
「ソイツらがそれなりにブドウ糖を消費しているはずなのに、何故に私はちょっと糖質を摂取しただけで血糖値が上がりまくるんだze!?」
という疑問が沸いてくる。
特に、脳は大量のブドウ糖を消費する、というような文言を目にすると、
「だったら俺の血糖値はもっと低くてもいいんじゃないのか?それともアレか?俺はロクに脳みそ使ってないってか!?」
と、ほとんど意味不明な八つ当たり状態になる。
無論、人体における血糖コントロールが極めて微妙なバランスで成立している以上、憤ったところで仕方がない。脳や赤血球に対するブドウ糖の売り上げは順調でも、骨格筋や脂肪(インスリンを必要とする細胞)という別のお得意様があまりグルコースを買ってくれなくなったのでは、どうしたって在庫過剰必至なのだ。
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