このところ足の裏が痛い・足が重いと思っていたら、どうやら中足骨骨頭部痛というもののようだ。足の人差し指・中指の付け根のあたりに違和感があり、しかも皮膚が硬化してタコができている。
糖尿病性末梢神経障害も足の先から来るらしいので、少々脅えたり「さすがにまだ発症するには早いだろう」と考えたりしていたが、そうではなさそうで(素人診断だけど)少しだけ安心した。そして、中足骨骨頭部痛であるならば、その原因には身に覚えがある。自宅で常につま先立ち行動していることだ。
どうも今のアパートは下の階に足音がよく響くらしいので、あまり足音を立てないようにしたいというのが一つ。それに加えてふくらはぎの運動にもなるだろう、ということでつま先立ちを推進していたわけだが、思いのほか中足骨のあたりに負担がかかっていたようだ。
というわけでスリッパ導入。これまで自宅でスリッパを履くという生活をしたことがなく、スリッパそのものの必要性すら認識していなかった。されど、履いてみるとそれなりに具合がよい。つま先立ちしなくても足音が軽減されるし、足の裏の痛み自体も和らぐ。
中年と言える歳で、ようやくスリッパの機能を知る。私がこれまでに関心を向けてきたものなぞ、極めて限られた範囲でしかないのだから、これからもこうした悲しくて嬉しい発見が続くのだろう。願わくば、一生涯。
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