20190214

純然たるそば

水戸への小旅行と「思い込み」の話を書いたが、その道中でもう一つ自らの思い込みに気が付いていたりもする。それは行きの常磐線の中で読んでいた『クッキングパパ』。
このセリフをずっと「≪純然たるそば≫の専門店」だと思っていたのだが、今になって「≪純然たる≫≪そば≫の専門店」だということに気が付いた。
この話はコミックス10巻(1988年)収録の「COOK.90 日本の夏だ!! うどん」で、私が初めて読んだのはおそらく90年代前半、小学生の頃。小学生の私は「純然たる」という語を知らなかったので「純然たるそば」という蕎麦が存在すると思い込んだのだろう。
このコマはそれ以降も何度か目にしているはずだが、約25年経ってようやく、かつ唐突に謎の思い込みが解除されたわけである。

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