これまで通っていたところで紹介状をもらった総合病院を受診する。平日なので職場は休暇をとった。予約は取れなかったので、外来受付開始の45分ぐらい前に行ってみる。上手く最初の整理券をゲットできたので、それほど待たずに診察室へ。
診断はこれまで通っていたところと同じ。1型。すぐにインスリン注射を始めたほうがよいが、まだ少しはインスリンを分泌する能力が残っているので、1日1回の持効性インスリンを注射するところから始めよう、と。さらに、いずれインスリン分泌能力を失う頃からは毎食時の注射が追加され1日4回となるが、その時は指導入院が必要になるであろう、と聞かされる。
かくして、色々なアイテムをゲットし、チュートリアルも受ける。ペン型の注射器、血糖値測定器、血を出すための穿孔器、などなど。
面白いのは血糖値測定器で、上腕部にセンサーを取り付け(フィラメントを刺す、別に痛くはない)、センサーに端末を近づけるだけで推定血糖値が出るタイプ。センサーは2週間付けっぱなしで入浴も運動も可。
よって、現在、私の右腕にはセンサーがぶっ刺さっている。サイボーグの末席に名を連ねたと理解してよいだろうか。
ただし、このマシンで出るのはあくまで推定なので、時々は血液を直接採取して血糖値を測る必要があるそうだ。さっきちょっとやってみたが、これはこれで実験っぽい感じ。飽きないことを祈りたい。
1か月後の再診を予約して終了。何とか午前中に終わる。1日、休暇をとってはいたが、職場はすぐ近くなので顔を出してみる。上司にいろいろ説明しているうちにニコチンが切れる。朝、家を出るときに喫煙したっきりだった。
タバコを買いに行くか悩む。いっそのこと禁煙すべきなのでは? 手動血糖管理のプロになったとしても、血糖値が高い時間はそれなりに出るだろうし、それだけ全身の血管にダメージが及ぶ。そこに喫煙による追加攻撃を加えるのはさすがにヤバそうだ。
さりとて根性で禁煙するのは難しそう。7時間、喫煙していなかっただけで手が震える、胸が重い、脳内意味不明という有様。メールを2本返信して、稟議書1つチェックするだけで30分かかっている。
これはやはり医師の力を借りるしかあるまい、と思い、昼過ぎに職場を脱出して禁煙外来へ。どうせ休暇扱いの日だし、平日に病院に行けるチャンスを逃すのはもったいない。
ニコチンパッチorチャンピックスという選択肢を提示されたので、もともと興味があったチャンピックスを選択。かなり勢い余っている感もあるが、まあいいだろう。自分の体を使っていろいろと実験をしてみる時期と位置付けよう。禁煙したらインスリン代と相殺できそうだしね。
さて、今後しばらくはこんな流れになりそうだ。
【朝】起床→血糖測定(血・センサー)→インスリン注射→朝食→血糖測定(センサー)
【昼】血糖測定(センサー)→昼食→血糖測定(センサー)
【夕】帰宅→血糖測定(血・センサー)→夕食→チャンピックス服用→血糖測定(血・センサー)→就寝
センサーによる測定結果がある程度、確実になってきたら血液による測定は減らせそうだが、今週はこのぐらいやっておこう。
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