20180806

フリゲと音色と20歳の自分

このところ、名作フリーゲームと名高い『スターダンス』をプレイしていた。『タクティクスオウガ』の影響ありありだし、何度やってもストーリーを完全には理解できないが、やはり面白い。

BGMはmidiで実装されているが、現在のPCだとmidi音源はWindows標準のMicrosoft GS Wavetable SW Synthなので音がショボショボ。『スターダンス』はBGMがいいゲームなので、フリーのソフトウェアmidi音源がないか調べる。とりあえずこのサイトを参考にして、TWSYNTHというのをインストール。劇的に音が変わってちょっと感動。
(ちなみに初プレイの頃(2000年頃)使っていたPCには、 YAMAHA製の音源が組み込まれていたらしいことを今になって知る。どうりでmidiの音が馴染んでいたはずだ)

1999年に公開されたフリゲが未だに動くのも素敵だし、ダウンロードできるのも素敵だ。VectorはWin95どころかWin3.1やMS-DOS時代のソフト(いわゆる「オンラインソフト」)も公開し続けている。きっと私以外の人にとっても、財産だったり記憶だったり青春だったりするだろうから、Vectorは引き続きアーカイブし続けてほしい。

なお、『スターダンス』についていえば、今回が恐らく4~5周目ぐらいのプレイで、最後に遊んだのは2003年頃だと思う。ゲーム画面をクリックしながら、あの頃――15年ほど前の自分は、ずいぶんと無計画で楽観的で、あまり将来のことも考えていなかったということを思い出した。それでも現在はそれなりに生計が立っているということは、当時の自分がそんなに間違っていたわけではなかったのだと思う。

古いゲームをやっていて得られた、ちょっと意外な自己肯定。

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