糖尿病と関わる疾病といえば三大合併症やら大血管症やらが挙げられるが、口腔内のケアにも注意しなければならないというのは、それなりに重要な話。
歯医者というトラウマゾーンには、ここ10年ほど足を踏み入れていなかったのだが、慢性高血糖になって日が浅いうちに一度チェックしてもらうのが得策だろう、ということで歯科検診を受けてきた。
結果、虫歯についてはC1(軽微)が1か所だけ。10年ほったらかしにしていた割には良いスコアだろう。来週、治療を受けてそれで終わるっぽい。
歯周病のほうは軽度歯周病になっているところがチラホラ。いくつか4mmぐらいの歯周ポケットがあるそうで、今後クリーニングと歯磨き指導で改善を目指すとのこと。これも2月まで喫煙していた割には悪くないほうだと思う。正直、もっと悪い結果を想定していた。
ちょっとややこしいのは親知らずで、生えている4本のうち、斜めに生えているのが1本、半分ぐらい埋まっているのが2本。後々のことを考えると抜いちまったほうがいいらしいのだが、これまで痛くなったことも虫歯になったこともない。しかも糖尿病の人は抜いた後の回復がよろしくない場合があるらしい。「これについては1型糖尿病のほうの主治医とも相談しながらおいおい方針を考えましょう」ということになった。
余談……今回が私の人生において3つ目の歯科医院になるが、ここの天井もこれまでの2院と同じくトラバーチン模様だった。寝転がって口を大きく開けながら天井を見つめ、波のような縞模様に何か法則性はないか、と考え続けるのが私の歯科治療。
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