20180317

禁煙1か月まとめ

禁煙しておおよそ1か月が経過した。今後はあまり状況も変わらないだろう。どこかで1本吸って台無しになることを除けば。
禁煙開始直後は「いつになったら楽になるのか」と他者の体験記を探し求めた。1か月前の私と同じように禁煙を始めたばかりの人にとって、私の記録も役に立つ可能性がゼロではないので、以下にまとめておく。

まず最初に一つ。私の場合、禁煙に伴う苦痛のピークは初日であとはひたすら漸減していっている。よく「3日目が辛い」「10日目あたりが危険」「3週間ごろが…」など色々な記述を目にするが、そういった波は経験せず、楽になっていく一方である。

前提

喫煙歴:9年
本数・種類:いわゆるキャスターマイルドを1日1箱程度
依存度:寝起きは1分以内に喫煙。起きている間は1時間弱ごとに1~2本喫煙
禁煙方法:禁煙外来で禁煙薬処方(チャンピックス(バレニクリン))

意識・覚醒度

ニコチンを摂取しないせいで、頭がボーッとしたり眠気がする、というのは3日目ぐらいまで続いた気がする。起きていられない、というようなことはなかった。4日目以降は、意識・覚醒度そのものは平常になっているように思える。

「吸いたい」という感覚

これは1か月経った今も続いている。ただしその度合い、頻度は時間が経つにすれ低下している。
禁煙開始直後:15分ごとに「何が何でも吸いたい」
3日経過:1時間ごとに「タバコ吸いてえ」
1週間経過:2時間ごとに「タバコ吸いてえ」
2週間経過:食後など1日数回「何か口寂しいな」
1か月経過:1日1~2回「タバコがない生活は少し寂しいな」
最初は特に理由もなく一定時間ごと感じていたが、次第に、寝起き、食後、ストレスを感じた時、などの「きっかけがある時」にしか感じなくなっていった。

気の紛らわし方

飴、ガム、禁煙パイポ、コーヒー、散歩、ヘッドバンギング、とよくある手段を使用。パイポはずっとくわえていると歯並びに影響がありそうなのでほどほどにした。

身体的不調

便秘・胸焼けが最初の1週間弱続いた。いずれも自然解消したので、緊急用に購入したイチジク浣腸が使われぬまま放置されている。胸焼けは禁煙薬の副作用かもしれない。

五感

よく言われるように味覚と嗅覚は3日ほどで鋭敏になった。特に嗅覚性能向上は著しく、他者に1m以内に近づくだけで、その人が喫煙者かどうか判別可能。

食欲

おそらく増していると思われる。ただし、私の場合は同時に糖質制限食を開始せざるを得なかったので、体重自体は増加していない。

細かいメリット

出先で喫煙可能場所を探す必要がなくなった。自宅の喫煙場所を掃除する必要がなくなった。

細かいデメリット

気持ちの切り替え方が未だに分からない(たとえば作業Aと作業Bの間とか)。ヒゲが伸びるのが早くなった?

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